会見場でバラに囲まれたエマ・ワトソン

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 女優のエマ・ワトソンが現地時間5日、米ロサンゼルスで行われたディズニー実写版『美女と野獣』(ビル・コンドン監督)の会見に出席し、学校で居場所を見つけられない若者たちへメッセージを送った。

 エマが本作で演じたのは、フランスの小さな村に暮らす聡明なベル。読書と空想が大好きで、本など読まない村人たちからは「変わっている」と揶揄される浮いた存在だが、他人が何と言おうと自分の価値観を信じて生きる強さを内に秘めている。

 そんなキャラクターにちなんで、学校で自分の居場所を見つけられない若者たちへのメッセージを求められたエマは「学校や、時に大学だったり、そういう小さな世界では自分の周りに居る人たちが世界の全てだと思ってしまう。わたしも学校に居た時のことを覚えているけど、もし学校になじめなければ、ほかに何もないと思ってしまう。それは受け止めるのがとても難しい気持ちだわ」とコメント。

 「でもそうした環境に居るアウトサイダーたちに言えるのは、その小さな世界の外側にはずっと大きな世界が広がっているということ」と力を込め、「さまざまな意見や見方、興味を持っている人たちがたくさんいる。だから外へ出て見つけてみて。本当に彼ら(気の合う人たち、自分を認めてくれる人たち)は存在するのかって? 必ずしも簡単には会えないかもしれないわ。自分が愛していて、情熱を傾けられることを追求して。彼らはそこに居るわ。諦めないで。彼らはそこに居るから」と力強く呼び掛けた。

 ベルはディズニーアニメーションで最初の現代的なプリンセスとも評されており、エマ自身も1991年版のベルが大好きだという。だからこそ実写版でベルを“現代的”に変える必要はなく「ただ彼女のキャラクターを広げただけ」と明かし、「オリジナルバージョンが好きなの。ベルは変わっていて、村になじめていない。わたしたちの映画では彼女はある意味“活動家”で、コミュニティーの一員として小さな女の子に本の読み方を教えたりしている。小さな世界を出て、成長しようとしている。そういう点も好きよ」と自身が演じたベル像について語った。(編集部・市川遥)

映画『美女と野獣』は4月21日より全国公開