3日、ロイター通信は、中国の豪華客船が領有権争いの起きている南シナ海を「パトロール」したと伝えている。写真は客船「長楽公主号」。

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2017年3月4日、環球時報によると、ロイター通信は3日、中国の豪華客船が領有権争いの起きている南シナ海を「パトロール」したと伝えている。

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3日の中国メディアによると、客船「長楽公主号」が2日午後、乗客308人を乗せ海南省南部の港から出発し、南シナ海・西沙(パラセル)諸島への4日間のエコツアーへと向かった。

同客船は、最大乗客数が499人、客室は82室。ビュッフェスタイルのレストランやゲームコーナー、ショッピングコーナー、医務室、郵便局などを備え、西沙諸島にある永楽群島の全富島、鴨公島、銀嶼島を巡る。

永楽群島では、ホテルなど観光施設を整備し「南シナ海のモルディブ」にする計画が進められているが、外国人の訪問が可能かは不明だ。領有権争いにおいて一般人の存在を利用する動きが各国で強まっている。

中国は南シナ海の海底資源を見込んで主権を主張している。ブルネイやフィリピン、ベトナムなども権利を主張しており、同海域を通行する貿易は年50兆ドル(約5700兆円)に上る。(翻訳・編集/岡田)