中国メディアの今日頭条はこのほど、難民による社会問題が深刻化している欧州各国において、「難民を受け入れるべきという声があっても、中国人移民を受け入れるべきという声がない」理由を考察する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国メディアの今日頭条はこのほど、難民による社会問題が深刻化している欧州各国において、「難民を受け入れるべきという声があっても、中国人移民を受け入れるべきという声がない」理由を考察する記事を掲載した。

 記事は、欧州各国では中東から押し寄せた難民が社会問題を引き起こしていると伝える一方、「欧州の人びとは難民を受け入れることはあっても、中国人移民を受け入れようとはしない」と主張。

 たとえば、スペインでは中国人は高級車に乗り、国債を購入し、現地でビジネスを幅広く展開するなど、すでに現地では大きな力を持ち始めていると伝え、スペインで成功した中国人たちが現地への影響力を強めるにしたがい、スペインの人びとは「なぜ中国人は仕事ばかりしているのか」、「なぜ中国人は銀行から借り入れもせずに事業を拡大させ続けることができるのか」など、訝しげに語る声があることを紹介。

 つまり、欧州の人びとが社会問題が深刻化しつつあっても、難民を受け入れようとする一方で、「問題を起こさない中国人移民が歓迎されないのは、現地の人びとは中国人を恐れているため」であると主張した。

 記事は、中国人移民を受け入れようという声がない理由を「中国人は現地で経済的に成功し、影響力を拡大するため、それを現地の人びとが恐れているため」としているが、その考察は正しいのだろうか。中国系移民が増えたカナダでは中国人が購入することで住宅価格が上昇したなどの理由で、反感すら高まっているとされる。中国の文化を持ち込み、現地の文化を尊重しない姿勢や、現地に溶け込もうとしない姿勢が「中国人移民を受け入れよう」との声がない理由ではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)