5日、中国メディアの環球網が、2017年の中国の国防予算が初めて1兆元(約16兆5000億円)を超えるものの、1人当たりでは日本より少ないと伝えた。これに対し、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。資料写真。

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2017年3月5日、中国メディアの環球網が、17年の中国の国防予算が初めて1兆元(約16兆5000億円)を超えるものの、1人当たりでは日本より少ないと伝えた。

全国人民代表大会の傅瑩(フー・イン)報道官は4日の記者会見で、17年の国防予算案の伸び率が前年比で7%前後になると明らかにした。昨年の国防予算をもとに計算すると、初めて1兆元を超えることになる。

中国の国防予算は、1999年に初めて1000億元(約1兆6500億円)を超えたが、17年に1兆元を超えることで、18年で10倍にまで増加したことになる。しかし記事は、人口1人当たりで計算すると、中国の国防費は日本の4分の1であり、米国と比べれば18分の1に過ぎず、決して多くはないと強調した。

このニュースに対し、中国のネットユーザーから、「1人当たりで計算すると信用性が高く、理にかなっている感じがする」「1人当たりだとすごく少ない感じがする」などのコメントが寄せられた。

しかし、「でも人民解放軍は200万人以上で、自衛隊は30万人にも満たない」が、「(国防費は)1人当たりで日本の4分の1なのか。では日本の平均収入は中国の何倍なんだ?」など、1人当たりで計算することに疑問を投げかけるような意見も少なくなかった。

他にも、「格好つける時は総量、貧乏を強調するときは1人当たりで計算」「こういう時だけ1人当たりで計算するなんて恥知らずだな」「このお金を民生のために使ったらどんなに良いことか」など否定的なコメントもあった。(翻訳・編集/山中)