世界初の高速鉄道である東海道新幹線が開業したのは1964年のことだった。当時の日本は高度経済成長の真っ只中であり、東海道新幹線の開業とアジアで初の開催となった東京五輪は戦後の復興のシンボルとなった。(イメージ写真提供:123RF)

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 世界初の高速鉄道である東海道新幹線が開業したのは1964年のことだった。当時の日本は高度経済成長の真っ只中であり、東海道新幹線の開業とアジアで初の開催となった東京五輪は戦後の復興のシンボルとなった。

 1960年代当時の中国は1958年から始まった大躍進政策の失敗によって経済は疲弊しており、さらには文化大革命によって政治は大きく混乱するなど、深刻な低迷期にあったと言える。

 中国メディアの今日頭条はこのほど、日本の1960年代から70年代にかけて日本国内で撮影された数々の写真を紹介し、日本は中国が貧困に喘いでいた60-70年代にはすでに非常に豊かな国になっていたと驚きを示し、「さすがは当時、世界第2位の経済大国だ」と伝えた。

 記事は、日本が1965年から73年にかけて高度経済成長と呼ばれる急激な成長を遂げたことを紹介し、「世界の経済史でも稀に見る奇跡的な成長」であったと紹介。当時の経済成長には米国の支援があったとしながらも、「東アジアの島国の急激な成長に世界は驚き、世界の目がアジアに向けられることになった」と論じた。

 記事が掲載している60年代から70年代にかけての東京の街並みは、すでにビルが立ち並び、道路もきれいに整備されたうえで数多くの自動車が走っている様子が写っている。また、人びとの身なりも清潔で整っており、大躍進の失敗や文化大革命による混乱によって立ち遅れていた当時の中国からすれば日本の発展ぶりは驚きだったに違いない。

 現在、中国経済の規模はすでに日本を大きく上回っているが、それでも記事には「日本は中国の一部の省よりも人口が少ないのに、中国人がまだ自転車すら見たことのないころに、日本人はすでに自動車に乗っていたのか」、「認めたくはないが、日本人の団結力には敵わない」といったコメントが多く寄せられていた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)