講談社文庫『空飛ぶタイヤ』書影

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 池井戸潤のベストセラー小説『空飛ぶタイヤ』が、TOKIOの長瀬智也主演で実写映画化されることが決定した。

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 本作は、『下町ロケット』『半沢直樹』などの作品で知られる池井戸潤が2006年に発表した、累計120万部突破のベストセラー小説を映画化した人間ドラマ。ひとりの主婦が亡くなったトラック事故を起こした運送会社社長の赤松徳郎が、親から引き継いだ会社や社員、家族を守るため、そして自らの正義のため、リコール隠しをする大企業に立ち向かっていく模様を描き出す。2009年にはWOWOW「ドラマW」にて、仲村トオル主演でドラマ化もされている。

 主演の長瀬が演じるのは、巨大企業と戦う、運送会社の社長・赤松徳郎。『ゲゲゲの鬼太郎』『超高速!参勤交代』シリーズの本木克英がメガホンを取った。なお、池井戸の作品が映画化されるのは今回が初めて。作品は3月クランクイン、4月クランクアップの予定で、2018年に全国公開される。

 主演の長瀬、原作の池井戸、監督の本木からはコメントが寄せられている。

■長瀬智也(赤松徳郎役)コメント
池井戸さんの小説が映画化されるのは初めてと聞きました。
役の年齢と近いこともあり、共感できる部分がたくさんありました。
社会へ勇敢に立ち向かう役をいただき、とても光栄に思います。
そして、僕はいつも通り本気でやるだけです。

■池井戸潤(原作)コメント
『空飛ぶタイヤ』は私にとって初の映画化作品となりました。
人の命を軽視し、社会を欺き、自らは保身に走るーー
巨大企業の腐りきった内情と、会社の常識は世間の非常識を地でゆくエリート社員たち。
そんな彼らに挑むのは、四面楚歌の運送会社のオヤジ、赤松徳郎です。
主演の長瀬智也さん始め、出演者の皆さんの演技がいまから楽しみです。
頑張れ、赤松! 
そう心から応援できる映画になることを期待しています。

■本木克英(監督)コメント
池井戸作品の最高傑作と言われる本作を映画化する機会を得られて、とても興奮しています。
一つの事故をめぐって描き出される、日本の企業社会の体質と病理。
いまだ改善されないのはなぜか。
ひとり果敢に闘う中小企業の赤松社長に寄り添って考えていきたいと思います。
主演の長瀬智也さんは、情熱や男気を発散するだけでなく、内に秘める表現もできる稀有な俳優です。
彼の深みのある演技に大いに期待しています。

(リアルサウンド編集部)