2年連続で開幕2戦連発を記録した川崎フロンターレFW小林悠

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[3.5 J1第2節 川崎F1-1鳥栖 等々力]

 2年連続で開幕2試合連続ゴールを記録した。しかし、チームに白星をもたらせなかった川崎フロンターレのキャプテンFW小林悠は試合後に厳しい表情を見せた。

 チャンスはいきなりやってきた。前半7分、MF中村憲剛のパスはDF吉田豊にカットされたものの、吉田がコントロールミス。この隙を見逃さなかった小林がボールを奪い取ると、「自分で奪ったボールだったし、FWとして最初にシュートを打つ」と一気に前線までボールを運んで右足のシュートを突き刺して先制点をもたらした。開幕からの2戦連発に「コンディション的には悪くないので、どんどん積み重ねたい」と得点への意欲を示す。

 しかし、チームは前半34分に同点に追い付かれると、後半はなかなか決定機を創出できない。同8分にDF登里享平のクロスを小林がヘディングで合わせたものの、シュートはゴール左へと外れ、同10分にはMF大島僚太のクロスの流れから小林が枠内にシュートを飛ばしたが、GK権田修一に阻まれてしまった。

 好機の多くに顔を出した小林だったが、「正直、自分しか決められそうな選手がいないのは、ちょっと良くないと思う」と振り返ると、チームメイトにプレー、そして気持ちの部分での要求をして発破をかけた。

「ゴール前に入ってくるときのスピードや工夫や迫力、裏に抜け出したり、危険なところに入っていく仕事をするのが自分しかいない。そういう仕事を他の選手もやってくれれば、もっと攻撃に迫力が出てくると思う。もっと自分が決めるんだという選手がでてこないといけない」

 キャプテンになったからこそではなく、「今日の試合を終えた感想」として、そう述べた小林は、「自分も含めて、もっともっと怖い選手になっていかないと。練習から攻撃の細かい部分を詰めていきたい」と厳しい口調で続けた。

(取材・文 折戸岳彦)
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