ずいぶん前から日本国内には中国製の製品が大量に出回るようになったが、その多くは日本企業が中国で生産したものだった。しかし近年では、中国のメーカーやブランド自体がが日本国内に浸透しつつある。ハイアールの冷蔵庫や洗濯機、そして華為(ファーウェイ)のスマートフォンがその典型的な例だ。(イメージ写真提供:(C)olegganko /123RF)

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 ずいぶん前から日本国内には中国製の製品が大量に出回るようになったが、その多くは日本企業が中国で生産したものだった。しかし近年では、中国のメーカーやブランド自体がが日本国内に浸透しつつある。ハイアールの冷蔵庫や洗濯機、そして華為(ファーウェイ)のスマートフォンがその典型的な例だ。

 中国ブランドが普及し始めているのは、日本国内だけの話ではない。中国メディア・今日頭条は3日、「アジアひいては世界を席巻している中国の6大企業、中国人の誇りだ」とする記事を掲載した。紹介された企業や製品の多くは、日本でもよく知られているものである。

 最初に挙げたのは、格力(グーリー)のエアコン。「しっかりした品質によってアジアや世界でその名を聞く。良い経営理念とイノベーション理念が、世界に名立たるエアコンメーカーに押し上げた」としている。

 2番目はファーウェイのスマートフォン、3番目はレノボのパソコン。いずれも日本ですっかりおなじみのブランドだ。記事は「ファーウェイのスマホは中国産スマホのシンボル的なブランドになった」、「レノボは、海外との協力や買収によってさらに前進している」と説明した。

 4番目には中国高速鉄道を挙げ「高い技術と厳しい施工管理で、世界の多くの国から喜ばれている。世界で最も有名な中国のハイテク企業だ」とした。そして5番目にはハイアールの冷蔵庫、6番目に世界最大規模の電子機器受託生産企業の富士康(フォックスコン)を挙げている。

 最後のフォックスコンは台湾企業の鴻海(ホンハイ)が中国大陸に持つ生産法人。これを「中国企業」に含むかどうかは、立場の違いによって見解が分かれそうである。レノボは米IBMのPC部門を買収したことで一気に知名度が高まった。議論はさまざまありそうだが、中国系の企業が日本や世界を席巻し始めていることには変わりない。今後もその数は増えることだろう。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:(C)olegganko /123RF)