【警告】柏=鎌田(37分) G大阪=金(65分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】長沢 駿(G大阪)

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[J1リーグ2節]柏1-3G大阪/3月5日(日)/柏

【柏 1-3 G大阪 PHOTO】アウェーのG大阪が長沢の2ゴールで快勝!
 
【チーム採点・寸評】
柏 4.5
前半は早々に失点したもののスピードのある相手の攻撃に身体をぶつけて対抗できていた。一方で、同点に追いついてからの試合運びには課題が残る。全体的に落ち着きを欠いて、攻撃ではチャンスを決めきれず、守備では徐々に相手のリズムに飲まれていった。

【柏|採点・寸評】
GK
23 中村航輔 5
51分にはアデミウソンの渾身のミドルシュートをストップし、会場を沸かせた。しかし、クロスから2失点を喫し、チームを勝利に導けなかった。
 
DF
2 鎌田次郎 4(75分OUT)
ビルドアップは安心して見ていられたものの、問題は肝心の守備。今野、藤春にあっさりとかわされピンチを招いた。
 
4 中谷進之介 5
SBが抜かれた際のカバーリングがやや遅れる場面が見られた。61分には長沢のマークを外し、痛恨の追加点を決められた。
 
5 中山雄太 4
長沢を捕まえられず、先制点を許すと、さらに後半にはアデミウソンに足をかけPKを献上。2失点に絡む散々な出来だった。
 
22 輪湖直樹 5.5
前半は身体を張って相手に突破を許さなかったが、前掛かりになった後半は、守備が疎かに。初瀬にアシストを決められた。
 
MF
6 小林祐介 5.5
CKのこぼれ球を拾い、鮮やかなミドルシュートを叩き込むも、見せ場はその同点ゴールの場面くらい。今野の出足の鋭いプレスに苦戦し、ボールロストを繰り返した。
 
7 大谷秀和 5.5
チーム全体のバランスが崩れていたなかで、安定したパフォーマンスを見せた。ただ、キャプテンとしての重責を考えれば、存在感は物足りない。パスを散らしてリズムを作りたかった。
 
9 クリスティアーノ 5
昨季第2ステージの対戦時にはハットトリックを決めた男もこの日は沈黙。気負いすぎたのか、プレーの至るところに粗さが目についた。
 
14 伊東純也 5.5
右サイドで快足を飛ばしてチャンスメイクするも、得点にはつながらず。むしろ先制点を決められた場面で、藤春に背後をとられた印象が強く残る。
FW
8 武富孝介 5.5(79分OUT)
ボールを引き出しながら、時には相手の裏へ飛び出す動きが光った。違いを生み出そうとする姿勢は好印象だったが、パスを受けた後のアイデアが不足していた。
 
11 ディエゴ・オリヴェイラ 5.5
抜群のテクニックで相手のエリアに侵入し、脅威を与えていた。しかし何よりもゴールが奪えなかったのが残念。

交代出場
DF
26 古賀太陽 5.5(75分IN)
鎌田に代わって後半途中に出場するも、やや緊張していた様子。自身も「厳しさを感じた」というほろ苦いJデビューとなった。
 
MF
19 中川寛斗 ―(79分IN)
狭いスペースでボール受け、ボール運ぼうと試みるもすぐに相手に囲まれ、アクセントになれず。流れを変えられなかった。
 
FW
10 大津祐樹 ―(87分IN)
調子の上がらないクリスティアーノとの交代でピッチに立つと、直後に正確なクロスで決定機を演出して調子の良さをアピール。プレー時間がもう少し欲しかった。
 
監督
下平隆宏 4.5
腰痛を患うR・ロペスを欠くなか、相手のDFを釣りだしてギャップを突くアタックで得点を狙ったが奏功せず。交代策も単調でいずれも有効打とはならなかった。
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
【チーム採点・寸評】
G大阪 6.5
ACLとの過密日程で疲労を抱えるなか、アグレッシブに戦った。連係が乱れる場面もあり、今季から採用するシステムはいまだに手探り状態の印象だが、スピードとテクニックを織り交ぜた攻撃と粘り強い守備で流れを引き寄せ、約6年ぶりに柏の敵地で勝利を掴んだ。
 
【G大阪|採点・寸評】
GK
1 東口順昭 7
31分に武富のシュートを止めると、56分にはD・オリヴェイラのヘディングもストップ。2本のビッグセーブで相手の反撃の流れを断ち切り、勝利に大きく貢献した。

DF
2 三浦弦太 6
クリスティアーノの力強さに焦らずに対応。程よい距離感を保ち、対面するブラジル人アタッカーに仕事をさせなかった。
 
3 ファビオ 7
何度か裏に抜け出されるシーンはあったものの、強靭なフィジカルで相手FWを潰し続け、最終ラインを締めた。
 
6 金 正也 5.5
武富と伊東というスピードのあるアタッカーに対して苦戦。ゴールにつながらなかったものの、ピンチを招いていた。

MF
4 藤春廣輝 6
伊東とのスピード感溢れるマッチアップは見応えがあった。何度か抜かれる場面はあったが、背後を見事に取り先制点をアシストした点を評価して及第点に。
 
7 遠藤保仁 6
目立たないながらも、こぼれ球を素早く拾い相手の2次攻撃を阻止。相手にペースを握らせない巧みな仕事ぶりが光った。
 
10 倉田 秋 6
シュートチャンスはなかったものの、キレのあるドリブルで敵陣深くに切り込みチャンスを作り出した。新しいシステムにも慣れてきたようだ。
 
15 今野泰幸 7
優れた判断に基づいた的確なプレーで攻守に渡ってチームを支えた。とりわけパスの出し所を埋めるポジショニングは実に秀逸だった。
 
35 初瀬 亮 6.5(88分OUT)
前半は対面する輪湖の攻撃的なスタンスに押し込まれる時間帯が長かったが、後半に盛り返す。隙を突いて高精度のクロスを供給し、長沢のゴールをお膳立てした。
FW
9 アデミウソン 7(87分OUT)
カウンター時に独力でシュートまで運ぶ抜群の推進力と技巧で脅威となった。相手に焦りを生み、自身で獲得したPKを冷静に沈めきっちりゴールも奪った。
 
20 長沢 駿 7.5(90+4分OUT)
MAN OF THE MATCH
7分に藤春のクロスからヘディングで先制点を奪うと、61分には初瀬からのパスを左足で合わせネットを揺らした。相手との駆け引きのうまさが際立つ2得点で文句なしのマン・オブ・ザ・マッチに。
 
交代出場
MF
38 堂安 律 ―(87分 IN)
プレー時間は少なかったものの、89分の果敢なドリブルや中盤で相手のプレスをものともしないボディバランスなど、随所に能力の高さを見せた。
 
DF
22 オ・ジェソク ―(88分IN)
見せ場はあまりなかったが、バランスを崩すことなく相手の攻撃をシャットアウト。危なげなく試合を終わらせた。
 
FW
37 郄木彰人 -(90+4分IN)
終盤に殊勲者の長沢と代わり途中出場。J1デビューを果たす。わずかな時間だったが成長につながる貴重な経験を得た。
 
監督
長谷川健太 6
連戦が続くなかでもターンオーバーをせず、今野やアデミウソンらを起用。選手の頑張りに助けられた部分も大きいが、結局はその采配が勝点3獲得につながった。
 
取材・文:多田哲平(サッカーダイジェストWEB編集部)
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。