4日、サッカー・Jリーグ第二節、浦和レッズがセレッソ大阪を3-1で下し、リーグ戦初白星を挙げた。

 今期より加わったラファエルシルバが効果的な動きを披露し、浦和攻撃陣がより迫力を増したことを印象付けた。

 前半24分、浦和先制の直後、相手陣内ほぼ中央でボールを受けたラファエルシルバがそのままドリブルでペナルティエリア付近まで持ち込んだシーン。セレッソの中盤、そしてディフェンスをひきつけギリギリまでボールを離さない。相手プレーヤーを意識しつつ、ゴールと味方を視界に捉えながら、絶妙のタイミングでパスを出す。キーパー含め7人ものセレッソの選手がエリア内で体を張り、得点までには至らなかったものの、完全に相手ディフェンスを破綻に追い込んだ場面だった。

 後半七分には味方からのスルーパスに反応してスペースに飛び出し、少ないタッチでボールをコントロール、この日チーム2点目となるゴールも挙げている。前線での守備も怠ることなく続け、勝利に貢献した。

 昨年まで所属したアルビレックス新潟でも、得点力はずば抜けていたが試合によって好・不調の差が激しく、ゲームから「消える」機会も多かった。年間二桁得点を挙げたものの、怪我も多く、計算の立てにくいプレーヤーだったとも言えたかもしれない。

 今シーズンはこれまでACLも含め、出場した3試合の公式戦では全てゴールを決め、それだけでなく幾度となく味方のチャンスも演出する。ワンタッチでフィニッシュする嗅覚、自らドリブルで切れ込む技術や一瞬でスペースに走りこむスピードを持ち併せ、味方をサポートする動きや足元で収めることもできる。

 浦和は昨季、最多勝ち点を獲得しながらもプレーオフで敗れ、涙をのんだ。従来の一シーズン制に戻った今年、一番強いチームが文句なく頂点を掴む。

 ラファエルシルバという強力すぎる万能型ストライカーを得た2017シーズン、今期こそ「最強」に登りつめるにふさわしい攻撃陣であることが証明された試合だった。