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Googleの「Google Glass」はメガネのレンズにARグラフィックを投影するもので、Microsoftの「HoloLens」はヘッドセットを通してARグラフィックを投影できるようになっています。どちらも頭部にデバイスを装着することで拡張現実の世界を実現するというアイデアでしたが、ブーレメン大学・Google・ハッセルト大学の合同研究チームが時計型デバイスを着けるだけでARを実現できるスマートウォッチ「WatchThru」を新たなARのアプローチとして発表しています。

WatchThru (CHI 2017) - YouTube

WatchThruはブレーメン大学、Google、ハッセルト大学が開発しているスマートウォッチ型のARデバイスのコンセプト。



従来のスマートウォッチのメインディスプレイに加え、ARを表示するセカンドスクリーンがポップアップして開くという特徴を持っています。



例えば、WatchThruのメインディスプレイで地図アプリを起動すると……



セカンドスクリーンには進む方向を示す矢印のARグラフィックが表示されています。



Arduinoの回路板で接続できるところを点灯させたり……



セカンドスクリーンを向けたところにある惑星を表示したりすることが可能。



WatchThruには2つの画面のみの通常版と、カメラやセンサー類を備えたハイエンド版の2つが構想されています。ハイエンド版では近くにあるプラグの位置を表示するなど、生活を便利にするアプリを起動することも考えられています。







ムービーで使われているのは概念実証用のプロトタイプで、製品版として登場するまでには数年を要すると見られています。研究チームはセカンドスクリーンを自動的に開閉できるようにしたいと考えているとのことです。