東京Vがロティーナ体制での初勝利を飾った

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[3.5 J2第2節 東京V1-0大分 味スタ]

 J2の第2節が5日に各地で行われた。東京ヴェルディは大分トリニータに1-0で勝利し、今季初白星を手に入れた。前半41分にFWアラン・ピニェイロが決めたゴールが決勝点。アランの3年連続となるホーム開幕戦ゴールでロティーナ監督体制での初勝利を飾った。

 敵地で迎えた開幕戦で徳島に0-1で敗れた東京Vは先発を3人変更。前節で負傷したMF中後雅喜がベンチ外となり、MF井上潮音がボランチで先発。またMF梶川諒太とMF中野雅臣に代わり、FWドウグラス・ヴィエイラとMF安在和樹が入った。対する大分は勝利した開幕戦・福岡戦(2-1)からメンバーの変更ないまま、連勝を狙い敵地へ乗り込んだ。

 立ち上がりは互いに硬く、決定的な場面はないまま約10分が過ぎる。東京Vは前半11分にはMF高木大輔の右クロスにFWドウグラス・ヴィエイラが飛び込むもわずかに合わない。同14分にはMF内田達也のスルーパスに反応したドウグラスがPA手前正面で倒され、FKを獲得。MF高木善朗が直接狙うもゴール右上に外れた。

 大分は前半16分、MF松本怜らの仕掛けから左サイドを押し込む。最後はゴール正面PA手前でこぼれを拾ったMF姫野宥弥がミドルを放つがGK柴崎貴広に止められた。同18分にはMF三平和司のパスからMF小手川宏基がシュートを狙ったが、味方のMF後藤優介を直撃。脅威となる場面のないまま時間は過ぎた。

 前半35分過ぎからは東京Vが押し込む。FWアラン・ピニェイロのボールを受けた高木大が右サイドを駆け上がる。迫り来るDFを突き放しての右クロス。PA内の高木善が必死に頭で合わせたが上手くヒットせず。同38分には敵陣で奪ってのショートカウンター。井上のパスからPA内正面へ高木善が抜けるも、GKとMF岩田智輝に阻まれた。

 それでも前半41分に試合は動く。東京Vが右サイドから中央へ流れての攻撃。正面のアランが頭で落としたボールを高木善が左足で流し、左サイドで拾った安在がファーサイドへ送る。受けたドウグラスのシュートはGK高木駿に弾かれたが、自らこぼれを拾って横へ流す。待ち構えていたアランが右足を豪快に振り上げた。これがゴールネットを揺らし、東京Vが先制に成功。アランは一昨年のホーム開幕戦・第1節C大阪戦(1-1)、昨季のホーム開幕戦・第1節札幌戦(1-0)に続き、3年連続のホーム開幕弾となった。

 互いに交代ないまま迎えた後半。開始約30秒で大分が決定機。後藤のパスから右サイドへ抜けた三平の折り返し。走り込んだ小手川がシュートを打つも、ポスト左へ外れた。同5分には後藤の右クロスからDF井林章の前に入ったFW林容平がヘディングシュート。これは相手GKに弾かれ、こぼれは井林にクリアされた。立て続けのチャンスを逃すと再び流れは東京Vへ。

 後半14分、右サイドから仕掛けた高木大が丁寧にクロスを上げる。ファーサイドのアランが合わせるも、わずかにクロスバー上へ外れた。直後には右サイドから仕掛けたドウグラスが後方へ戻し、受けた高木善がシュートを打つもDFに阻まれる。こぼれを自ら拾い、横パス。PA手前正面の安在の左足ミドルはクロスバーを直撃した。

 後半20分に東京Vは井上に代わり、MF橋本英郎を投入。今季加入のベテランMFは移籍後初出場を果たした。大分は後半21分に二枚代え。小手川と林に代わり、FW伊佐耕平とFW川西翔太が送られた。後半30分に東京Vはドウグラスに代えて、FW梶川諒太、同36分には最後のカードを切り、直前に右足を痛めていた安在に代え、DF高木純平を入れる。同39分には大分も三平に代えて、MF清本拓己を入れた。

 後半44分には大分がカウンターから決定機も遅れてしまい生かせず。右サイドで受けた岩田がドリブルで仕掛けていこうとするも、橋本と高木純の二人に阻まれ、シュートで終われなかった。その後もチャンスを得た大分だが、得点にはつながらず。1-0で試合は終了し、東京Vがロティーナ体制初白星を手に入れた。

(取材・文 片岡涼)
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