びわ湖毎日マラソンをモーターだけで走りきったプリウスPHVの審判長伴走車!

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プリウスPHVの優れた電費が確認できた

日本で一番歴史あるマラソン大会として知られる「びわ湖毎日マラソン大会」。第二次世界大戦が終わった翌年から開催され今年で72回目を迎えた。

今年のレースは、なんと言ってもイギリスで行なわれる世界陸上競技「ロンドン大会」の代表選手選考会となっているから、参加選手は皆気合いが入っていた。幸い気温も15度ほど、びわ湖にしては珍しく風もなく記録を狙うには絶好のコンディションだと言われていた。

12時30分に予定通りにレースはスタート。競技場をあとにした集団はすぐにびわ湖を左手に見ながらペースメーカーの3人を含む15人ほどで形成されていた。その後、20キロをきっちり一時間ペースで走ったトップ集団だったが、そのハイペースに着いて行けなくなった日本人が徐々に姿を消していった。期待された青山学院の一色選手もトップから遅れ始め、30キロ地点辺りで残念ながらレースを棄権。

30キロ地点手前でトップを走ったのは2人のケニア人招待選手。ゼッケン2番のビンセント・キプルト選手とゼッケン3番のエゼキエル・キプトー・チェビー選手は、そこから競技場までお互いを牽制し合いながら走り、勝負が決まったのは皇子山競技場のトラックに入ってからだ。

ゼッケン3番のチェビー選手がスパートを決めて、瞬く間に来プロト選手を引き離し、2時間9分6秒のタイムでゴールし優勝。

日本人最高位は、旭化成の佐々木悟選手の4位だった。国際陸上競技の「ロンドン大会」への切符は「日本人最高位で2時間7分以内」というのが無条件招待だったから、残念ながら佐々木選手は無条件でのロンドに気は叶わなかった。期待された若手日本人選手の台頭も不発に終わり、課題を残すレースとなった。

審判長の車両として今年投入された新型プリウスPHVは、無事に伴走車としてレースを走りきった。昨年に引き続き伴走車のステアリングを握ったのは饗場伸一競技役員だ。

「金曜日のリハーサル時に初めて乗りました。そのときはEVモードのノーマルで走ったのですが、エアコンも付けていたので39キロ地点でバッテリーがエンプティになり、エンジンが掛かってしまいました。ですから今日はEVモードのエコで走りました。今日は暖かかったので東審判長とエアコンも消して走ったのが良かったのか、モーターだけで走りきりました。音も静かだし、アクセルに対してもスムースに加速してくれて走りやすかったですね」と話してくれた。
東芳生審判長も「ずいぶん振動がないし、ドライバーの饗場君との会話も普通に話せると思ったらモーターで走っていると聞いて驚きました。しかもレース距離をモーダーだけで走りきったのに驚いた。去年に比べてそんなにプリウスは進化したんだと驚きました」

レース前もレース後も、競技役員やマラソン関係者の注目を集めていたプリウスPHV、その人気に拍車を掛けそうなEV電費の実力だったと言えそうだ。