▽5日に日立柏サッカー場で行われた明治安田生命J1リーグ第2節の柏レイソルvsガンバ大阪は、アウェイのG大阪が3-1で勝利した。

▽先の開幕節で苦手とするサガン鳥栖を3-1で下した柏と、ホームでヴァンフォーレ甲府と1-1で引き分けたG大阪。ホーム開幕戦の柏は、ハモン・ロペスに代えて武富を起用。一方、ACLの試合から中3日のG大阪は、井手口がケガでメンバー外となり、初瀬をスターティングメンバーに抜擢した。

▽2011年以来、勝てていない鬼門の日立台に乗り込んだG大阪。先のACLと同様に3バックでスタートし、立ち上がりから攻勢に出ると、開始7分に倉田のスルーパスで左サイドのスペースに侵攻した藤春が中央にクロスを送る。これに正面で反応した長沢が頭でネットを揺らした。

▽不安定な立ち上がりにあっさりと失点した柏は、攻撃の核を担うクリスティアーノに多くボールを集めて反撃。徐々に自分たちの時間を作ながらサイドから切り崩しにかかり、何度かボックス内にボールを持ち込むが、G大阪DFの素早い寄せに遭い、シュートで終わることができない。

▽ボールを保持こそするものの、攻めあぐねる展開が続いた柏は31分、伊東がチャンスメーク。右サイドでスピードに乗ったドリブルで藤春を抜き去り、中央にクロスを送る。これに反応した武富がヘディングシュートでゴールに迫るが、これはGK東口のファインセーブに阻まれた。

▽守護神の好守に助けられたG大阪はその直後の32分、カウンターを発動。味方のクリアを前線で拾ったアデミウソンが切れ味鋭いドリブルでDFを抜き去って左サイドからボックス中央に持ち込み、右足を振り抜く。しかし、シュート精度を欠いて枠に飛ばせず、好機を不意にしてしまう。

▽さらに、38分に敵陣中央の左寄りの位置で得たFKを獲得したG大阪はキッカーの初瀬からチャンスメーク。正面の長沢がヘディングシュートを放つが、ここはゴール左に外れる。続く42分には、アデミウソンが再びカウンターから右足のシュート。G大阪が試合の流れを手放さない。

▽前半に受けた柏の攻撃を無失点で抑え込んだG大阪。1点リードで後半を迎えるが、柏が開始2分に追いつく。右CKからクリスティアーノが上げたクロスは弾かれたものの、バイタルエリア中央のこぼれ球に反応した小林が右足の抑えの利いたシュートをゴール左隅に突き刺した。

▽後半立ち上がりに追いついた柏は、続く56分にも決定機。右サイド深くのスペースでボールを受けた伊東が落ち着いて右足でクロスを中央に送る。正面で反応したディエゴ・オリヴェイラがヘディングで合わせると、これが枠内を捉えたものの、GK東口のビッグセーブに遭ってしまう。

▽同点に追いつかれたG大阪。アデミウソンを中心に積極的にシュートを放っていく中、61分に右ウィングバックに入った初瀬が大仕事をやってのける。右サイドから初瀬が右足でセンタリングを送り、これにニアサイドで長沢が反応。左足でボールをゴール左に押し込み、再びリードした。

▽長沢のこの試合2ゴール目で柏を突き放したG大阪は続く70分、切れ味鋭いドリブルでボックス内への侵攻を試みたアデミウソンが中山のスライディングに足をもっていかれてPKのチャンスを獲得。これをアデミウソンが自ら落ち着いて決め切り、G大阪が勝利を手繰り寄せた。

▽ホーム開幕戦で敗れるわけにはいかない柏は、70分に鎌田を下げて古賀、79分に武富を下げて中川、87分にクリスティアーノを下げて大津を立て続けに投入。攻撃陣のテコ入れを図ってG大阪の攻撃陣を慌てさせたいところだが、なかなか前への推進力を高めることができない。

▽結局、アデミウソン、初瀬、長沢に代えて堂安、オ・ジェソク、高木、を送り込んだG大阪が最後まで2点のリードを守り抜き、苦手の日立台で6年ぶりに柏を撃破。今シーズンのリーグ戦初白星を手にすると共に、先のACLで4失点惨敗を喫した悪い流れを払拭した。