「映画 みんな!エスパーだよ!」は豊橋で撮影された

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 染谷将太主演、園子温監督作「映画 みんな!エスパーだよ!」が3月5日、愛知県で開催中の「ええじゃないか とよはし映画祭」で上映された。メガホンをとった園監督、出演の冨手麻妙、深水元基、神楽坂恵は、豊橋・開発ビルでの舞台挨拶に臨んだ。

 「デトロイト・メタル・シティ」で知られる若杉公徳の人気コミックが原作で、童貞の高校生エスパー・鴨川嘉郎と仲間たちによる戦いや友情を、エロチックな描写を交えながら描いている。2013年にテレビドラマとして放送され、今作はスケールアップして製作された劇場版。豊橋を中心にオールロケが敢行され、この日上映されたビルもドラマ版のロケで使用したという。

 園監督は、「僕は地元の人なのであちこちに高校時代の思い出がいっぱいある。ただ、意外と撮影のために探してきたところもあってね、(喫茶店の)シーホースは見つけてきたんですよ」と明言。冨手は、「私は『エスパー』の撮影で1カ月くらいこっちにいたんですが、朝起きたら顎関節症になっていて口が開かず、大きな病院へ行ったのが一番の思い出。今回は、絶対に名物のカレーうどんを食べて帰りたい」と撮影当時に思いを馳せていた。

 すると「彼女は豊橋、久しぶりじゃないんですよ」と明かしたのは、園監督。「僕の新作で豊橋に来て、撮影していたんですよ。広小路がハチの巣になりますよ。楽しみにしていてください」とサービストークを披露。園監督が手がけた日活ロマンポルノのリブート企画の1作「アンチポルノ」に続く再タッグの発表とあって、場内のファンを喜ばせていた。同映画祭はこの日が最終日となるが、「言い出しっぺが僕と(佐原光一)市長で盛り上がっていたんですが、こんなに大きな映画祭になるとは。ただ、昨日も飲んだら『来年もまたやるぞ!』と市長が言っていた。いろんな企画を用意して、もっと大きくしていきたい」と意欲的だった。

 また、同シリーズでラインプロデューサーを務めていた鈴木剛氏も飛び入りで舞台挨拶に参加。豊橋での思い出を聞かれ、「ドラマの時に豊橋在住の方に大きな犬を借りたんですが、第1話放送後に『ふざけんな! こんな作品だとは聞いていなかった! 犬にモザイクをかけろ!』と怒られたことかなあ」と打ち明け、これには園監督も爆笑していた。