売れっ子アイドルも、実はストレスを受け流せていないかも(2015年6月撮影)

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【この差って何ですか?】(TBS系)2017年2月21日放送
「ストレスに強い人と弱い人の差で指原莉乃が涙目SP」

「ストレスのスペシャリスト」、東邦大学名誉教授の有田秀穂氏によると、ストレスに強い人と弱い人の差は、それを受け流せるかどうかだという。

普段のささいな出来事でも、ストレスになりうる。例えば、上司や先輩に怒られた時、どう対処すればよいのか。

朝の目覚めは太陽の光を浴びながら

番組は、お笑いコンビ「ザブングル」加藤歩の休日に密着した。

朝9時、加藤の妻と5歳の長男、2歳の次男はすっかり起きているが、加藤だけが寝室で布団をかぶったまま寝ていた。カーテンを閉め切っていて、部屋は暗い。実はこれ、ストレスがかかる状態だという。暗くしていると目覚めが悪くなるためだ。朝は太陽の光を浴びて、自然に起きる方が好ましい。

起床後、リビングで2人の子どもと遊び始めるが、ずっと寝ころんだままだ。しばらくすると昼寝を始めた。昼寝自体はリラックスできるが、30分程度がベスト。例えば1時間半も寝ると、長すぎてかえってストレスがかかる。

しばらくすると、散歩に出かけた加藤。ハードロックを聞きながらウオーキングだ。激しい音楽だが、これはストレスがかからない。散歩などリズミカルな運動は、脳を元気にする物質の分泌を促す。またテンポ良い曲を聞く方がベターだ。ただし有田氏によると、歌詞に入り込んでしまうような曲だと、ストレスがかかる恐れがある。MCの加藤浩次は、失恋ソングを例に挙げた。失恋にまつわる歌詞だとつい意識が向いてしまい、自分の過去の経験を思い出してストレスになる、というわけだ。

夜、自宅で2人の子どもは部屋に戻り、ザブングル加藤は妻とソファーで夫婦水入らずの時間に。これはもちろん、ストレスはかかっていない。お互いが楽しいと思っているからだ。

だが、仮に妻が「うっとうしい」と思っていたら......。つまり同じ行動でも、ストレスの受け方は変わる。

「自分に非があれば謝る、なければ怒る」が大事

スタジオでは、ゲスト全員に「人に怒られた時、何を思ったり言ったりするか」を質問した。

俳優の西岡徳馬は「自分に非があれば謝る、なければ怒る」。女優の田中美奈子、お笑い芸人の土田晃之も、相手側に非がある場合は反論、質問するという回答だった。

アイドルグループ「HKT48」の指原莉乃のリアクションは、「お前より幸せになってやると念じる」。スタジオは大爆笑だ。

指原「『すいません』て言いますよ、ちゃんと。でも心では『お前より絶対幸せになってやるから』(笑)」
加藤浩次「コワーッ」

一方、「争い事が絶対イヤ」というお笑い芸人の岡田圭右は、「まだまだ未熟だと自分を責め続ける」。怒られても「全然響いていない」タレントの上地雄輔は、「次の日には忘れちゃうんだろうな、と思って聞いている」だった。

この中で、有田氏が「最もストレスを受け流せている」としたのは、「自分に非があれば謝る、なければ怒る」と答えた西岡だった。田中や土田も、同様に高評価。3人の共通点は、ストレスを溜めこまず、怒られたことにきちんと向き合ってごまかさず対処している点だ。非がなければ怒ることも大切。脳に現れたストレスを発散し、その場で解消できている。

逆に、受け流せていないのが「まだまだ未熟だと自分を責め続ける」岡田だ。自分を責めるとストレス中枢がずっと興奮し続けることになり、最終的には眠れなくなるなど、体に悪影響を及ぼす恐れが出てくると有田氏は指摘した。ただ岡田自身は、仕事や持ちネタのギャグでストレスを発散しているというから、心配ないかもしれない。

「次の日には忘れちゃう」上地と指原は、問題を先送りにしているのでストレスをためてしまう。指原が「お前より幸せになってやる」と念じる「作戦」は、残念ながら成功とはいえなさそうだ。