開幕節の悪夢再び…開幕2連敗を喫した大宮アルディージャ

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[3.4 J1第2節 FC東京2-0大宮 味スタ]

 同じ轍を踏んだ。開幕から2連敗を喫し、苦しい船出となった大宮アルディージャ。開幕節の川崎F戦(0-2)と酷似した試合展開で、0-2の敗戦。渋谷洋樹監督は「前回の試合と同じ時間帯、やられ方。私自身も学習していないのかな」と責任を自ら背負った。

 前半はアグレッシブにプレッシングをかけ、ショートカウンターからゴール前まで攻め上がったが、後半はペースダウン。2試合連続でフル出場したMF茨田陽生は「全く同じ展開になってしまった。前半は集中力を保つことができたけど、90分間を通して続けないといけない。また同じ失敗をしてしまった」と肩を落とした。

 押し込んだ時間帯に決めきれない。前半19分、FW江坂任は右サイドを駆け上がったDF奥井諒からパスを受け、PA内右から右足を振り抜いたが、シュートはGK林彰洋がセーブ。前半29分にはPA手前の位置でFKのチャンスを得たが、MF大山啓輔が直接狙ったシュートは枠をとらえられず。決定機を逸して流れを失い、後半に先制点を献上してしまった。

 後半32分にはMF横谷繁の右FKに合わせたFWドラガン・ムルジャが強烈なヘディングシュート。枠をとらえた決定的なシュートもGK林のビッグセーブに阻まれ、2試合連続の無得点となった。それでも、最終ラインの強固なブロック、組織的な守備は健在。堅守速攻から、FC東京より3本多い計8本のシュートを浴びせた。主将のDF菊地光将は「目指しているサッカーは間違っていない。結果がついてくれば上にいけると思う」と力を込めた。

 体調不良で欠場したFW大前元紀を含め、MF長谷川アーリアジャスール、MF瀬川祐輔ら新加入選手のコンビネーションは悪くない。左サイドで積極的に仕掛けた瀬川は「バイタルまで持っていくことはできている。あとはシュートの精度、アイディア。シュートの数を増やさないといけない」と課題を口にした。「縦パスは入るけど、3人目、4人目の動きが大事」とさらに連動性を高め、分厚い攻撃を目指していく。

「チャンスがあっただけに決めたかった」と悔しさをにじませる江坂は「2試合連続で(得点が)ゼロ。前が点を取れないと勝てない」とゴール奪取を誓う。指揮官は「選手たちはハードワークしているのでやり続けるしかない」と気合を入れ直し、「来週はホームで戦うのでいい準備をしたい」と切り替えを強調した。

(取材・文 佐藤亜希子)


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