トマトは春が一番おいしい!めちゃ合う「トマト炊き込みご飯」の作り方

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 冬=マズイは、大間違い!

 まだまだ寒い日が続きますが、美容・健康のためにどんな野菜を選んでいますか? 夏野菜の代表「トマト」って、冬は味が薄くてまずそうだし、冷やしトマトも食べづらかったりと、なんとなく敬遠しがち。でもそれ、すっごく残念な大誤解なんです!

 実はトマトって、冬から春にかけての今の時期が最もおいしいと言われています。また、生ではなく加熱調理した方が栄養的にも良し。

 そこで今回は、「おいしいトマト」のお話。ほっこりおいしい『トマトの炊き込みご飯』の作り方もご紹介します。

◆春トマトは最強においしいって知ってた?

 トマトの原産は、中南米のアンデス高地。昼夜の寒暖差があり、乾燥した気候が特徴ですが、日本のジメジメとした夏とは真逆。そうです、トマトは高温多湿に弱い野菜で、おいしさ的には冬が旬だとも言われています。

 また、夏の強い日差しで短期間に成長するトマトに比べ、穏やかに日差しを浴びながらゆっくりと成長する方が糖度が高くなり、旨味や酸味も強い濃厚トマトになるそう。

 そうです、おいしいトマトを食べられるベストタイミングは、冬から春に向かう今の時期! そうとなったら、食べなければもったいない! と焦りますが、まだまだ寒い毎日。キリリと冷やしたトマトは少々食べづらいですよね。どうにか工夫して、今の時期に合ったおいしい食べ方はないだろうか? と検証したところ、あるメニューにたどり着きました。

 答えは、「炊き込みご飯」! 具体的には、鶏五目ごはん、たけのこご飯、キノコごはんといった「しょうゆベースの和風炊き込みご飯」。えっ!? と思うかもしれませんが、これが驚くほど良く合うんです。

 トマトは、肉・魚・野菜・豆・卵といった多くの食材と相性が良く、加熱することで甘味・旨味がアップ。さらに、熱と油により、アンチエイジング効果をもたらす「リコピン」の吸収率が3〜4倍になるんだそう。つまり、おいしさ的にも美容的にも良いことずくめのバランスと言えるでしょう。

◆超カンタン! トマト入り炊き込みご飯の作り方

 それでは早速作ってみましょう。炊き込みご飯の素を使えば超カンタン。指定された水分量を少々少なめにして、トマトを放り込むだけ!

⇒【写真】はコチラ https://joshi-spa.jp/?attachment_id=666011

 今回は、春らしく「たけのこご飯の素(三合用)」で炊いてみることに。大さじ2程度の水を減らし、代わりにミニトマトを5〜6個投入。ミニトマトの代わりに、中玉トマト1個分をざく切りにして加えても良いでしょう。炊きあがりはこんな感じに。

⇒【写真】はコチラ https://joshi-spa.jp/?attachment_id=666012

 全体を良くかき混ぜると、トマトが全体になじみ、コックリしっとり仕上がります。お椀にたっぷり盛っていただきましょう。

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 気になるお味ですが、いつものしょうゆ炊き込みごはんに比べると、トマトの華やかな風味と上品な旨味が加わり、全体的にはさっぱり軽やかな食べ心地。酸味もほどよく活躍し、何杯でも食べられそうな絶妙さが印象的です。

 おいしいトマトを使って、ちょっと春らしくちょっと新しく。いつもの味に飽きている方にもオススメですから、是非お試しください!

<TEXT,PHOTO/スギアカツキ>
【スギ アカツキ】
食文化研究家。長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを幅広く学ぶ。在院中に方針転換、研究の世界から飛び出し、独自で長寿食・健康食の研究を始める。食に関する企業へのコンサルティングの他、TV、ラジオ、雑誌、ウェブなどで活躍中。人気ブログ(http://saqai.com/)も手がけている。