彼氏できない…マジメすぎ女性の「もったいない努力」とは

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「女子会」「いい男探し」「悩み過ぎ」。このキーワード、何だかわかりますか。

 答えは“恋に気づけない3大悪習慣”。『あなたの「そこ」がもったいない。』の著者であり「出会いゼロ女子」専門恋愛コンサルタントの菊乃さんは宣言します、「あなたは真実の恋に気づいていないだけ」と。

◆「いい男」は探すのでなく、気づくもの

 この本、語り口はやさしいのですが出刃包丁のようにズバッと核心をついてきます。

 例えば女子会での一幕。

A子「ありえない男がいてさ、デート中にずっとスマホいじってるの」
B子「うわ〜信じられない、常識ないよ」

 ここで菊乃さんはズバッと「スマホよりつまらない女だという自覚を持て」。

 女子会では女子が味方する(あるいは味方のふりをして足を引っぱる)ので、恋に関しては百害あって一利なしだというのです。

 RPGよろしくいい男探しに旅立つ女性がいますが、そもそもいい男は探すものではなく、いい男だと気づくもの。「婚活は日常と同時進行で行うべき」と菊乃さん。男性の前でいい女ぶってもメッキは剥がれますから、それよりもまず日常をコツコツ磨いて、光る女になるべし、というのです。

 さあ、腹が決まったらウジウジ悩まずに動く!

◆マジメすぎる女性はムダにガードが固い

 本書は5章で構成されていますが、「マジメすぎてもったいない」と「努力の仕方がもったいない」を紹介しますとーー。

 マジメすぎる女性がやってしまう過ち、それは気遣いの勘違い。たとえば力仕事をしているあなたに「手伝おうか」と声をかけてくれた男性に、「大丈夫です」と断った経験はありませんか。これ、実はザックリと男心を傷つけているというのです。

 菊乃さんいわく「あなたが努力するのは腕力ではなく笑顔とお礼」。男に甘えるのは軽い女のイメージ、という刷り込みがされている女性もいるでしょう。でも甘えることで男性の自尊心を満足させるとしたら? あなたが姫でいたいように、男性も姫をよろこばせる王子でいたいのかも。

 とかくマジメな女性はムダにガードがかたい。「アプローチもされてないのに防ぐことだけに熱心。変な男と遭遇する確率よりもあなたが一生独身で孤独死する確率の方が高い」と、これまたバズーカ砲のような菊乃さんの痛い指摘。

「すべての男性を福山雅治のように扱え」って、これ笑えますが、出会う人すべてに福山雅治妄想していたら単純に楽しそうだし、自然と笑顔になれそう。

 でもあちこちにアピールしていたら女友達をなくしそう…とかウダウダ言ってちゃいけないんでしょうかね。

◆男ウケメイク&勝負風は「もったいない努力」かも

 それから「努力の仕方がもったいない」人の、間違った努力の成果はどこに隠れているのでしょう。

 はい、クローゼットで異臭を放っています。即刻、ぶりっ子婚活勝負服と男ウケするメイク用品を破棄すべき。だって男ウケしなかったのですから。

 また、こんな努力ももったいない…「占い師に占ってもらいました」「パワースポット巡りをしました」。ハイハイ、否定はしませんが、そのお金で美容院に行ったりファッションコンサルを受けるほうが確実に良縁に近づくでしょう。「婚活が目的ではなく趣味化して努力したつもりになってしまう危険な行為」と、またもや菊乃さんがバッサリ。

 混沌とした世の中で、高いお金を払ってセミナージプシー化する人が増えていますが、自分の本質から逃げて居心地のいいコミュニティに浸っているだけかも。それでは何も変わりません。

 同書によると、30代で結婚できた人がやって効果があったことは、「一人暮らし」「車を買う」「転職」「親からの自立」。これらすべて、自分から行動する第一歩でもあります。結局、恋愛も結婚もいやというほど自己と向き合うことから始まるのかもしれません。

<TEXT/森美樹>
●森美樹:1970年生まれ。2013年、「朝凪」(改題「まばたきがスイッチ」)で第12回「R-18文学賞」読者賞受賞。同作を含む『主婦病』(新潮社)を上梓。最新刊『幸福なハダカ』(同)が発売に
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