[3.4 J2第2節 千葉1-1山形 フクアリ]

 新たなコンビ形成に手応えを感じているようだ。ジェフユナイテッド千葉のFW船山貴之は開幕戦に続き、2試合連続のスタメン出場。移籍後初先発となったFWラリベイと2トップを組み、相棒が獲得したPKを冷静に沈めてチームを敗戦から救った。

 185cmの長身ラリベイが最前線に張り、自身はやや下がった位置でのプレーが目立った船山。2シャドーとパス交換をしながら中央で起点を作ると、「両サイドが空くというスカウティングはできていた」という言葉通りにいいタイミングでサイドに流れ、両ワイドの味方と連携して相手の守備を崩した。

 前半は山形のシュート数1本に対して千葉は9本。ハーフタイムを迎える前に勝負を決めていてもおかしくはなく、船山の言葉を借りれば「チームとしてはパーフェクトな前半」だった。

 千葉は後半8分に山形のFW阪野豊史に先制ゴールを許し、前半にチャンスを生かせなかったツケを払うことになったが、チームを救ったは新生2トップ。同14分に敵陣での連動したプレスからボールを奪うと、MFアランダからパスを受けた船山が右横で並走するフリーのラリベイにつなぎ、PA内右で山形MF本田拓也と対峙したラリベイがPKを誘発する。「ラリベイが譲ってくれたので」とキッカーを託された船山が右足で確実にゴール左へ沈め、失点から7分後に同点とした。

 このシーン以外でもピッチ上でスムーズな“掛け合い”を見せていた船山とラリベイ。「良かったです。すごく気を遣ってくれるので、ここ最近で一番やりやすいです」と、船山もアルゼンチン人FWとのプレーに確かな手応えを得ている。ホーム開幕戦で今季初得点と同時にJ2通算1万5500ゴール目も記録した背番号11は「(PKも気を遣ってくれたのかは)どうですかね。それはラリベイに聞いてください」と上機嫌に話し、会場を後にした。

(取材・文 阿部哲也)
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