【警告】磐田=なし 仙台=なし
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】奥埜博亮(仙台)

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[J1第2節]磐田0-1仙台/3月4日/ヤマハ
 
【チーム採点・寸評】
磐田 5.5
アグレッシブな守備で上々の入りを見せるも、20分過ぎのチャンスを逃すと徐々に失速。奥埜の一撃に散り、昨年6月25日の仙台戦以来となるヤマハスタジアムでの勝利は飾れなかった。

【磐田 0-1 仙台 PHOTO】奥埜のゴールで仙台が2連勝!

【広島|採点・寸評】
GK
21 カミンスキー 6
ピンチにも動じず冷静に対処。ロングスローで味方の上がりを促すなど、攻撃への意識も高かった。失点に関しては奥埜のゴールを褒めるべきだろう。
 
DF
3 大井健太郎 5.5
素早く相手の前に入り、くさびを迎撃。32分には石原との接触で口を切るアクシデントに見舞われながら身体を張っていたが、ゴールをこじ開けられてしまった。
 
13 宮崎智彦 5.5
中央に絞りつつ、アダイウトンの裏のスペースをカバー。守備自体は及第点ながら、攻撃参加はほとんどなく、連動性を欠いた点は次への課題だ。
 
23 山本康裕 5
守備では身体を入れ替えられてボックス内への侵入を許す場面が散見され、攻撃でもギアを上げたい時にパスミス。持ち味をまったく発揮できなかった。
 
35 森下 俊 5.5
石原に肉弾戦を挑み、果敢にファイト。顔面から突っ込むなど気迫が漲っていたが、最終ラインの統率に関しては大井や両SBとのすり合わせを重ねたい。
 
MF
8 ムサエフ 6
豊富な運動量と危機察知能力を生かしてピンチの芽を摘む。攻守の重要な局面に顔を出しており、プレーの精度が上がればチームもさらに活性化するはずだ。
 
9 太田吉彰 5.5(84分OUT)
絶え間なくアップダウンを繰り返してサイドを活性化。スピードに乗ったスプリントが光った一方で、クロスは受け手との息を磨く必要がある。
 
10 中村俊輔 5.5
攻守に泥臭くプレーし、両チーム最多の12.899キロを走破。序盤は前線に残ってフィニッシュへの関与を意識し、ビルドアップが停滞した後半はポジションを下げて組み立て役に切り替えた。それでも、実力から考えればまだまだ物足りない。
 
15 アダイウトン 5
ファーストチャンスのヘディングシュートは枠を捉えられず。カウンターで何度も仙台の守備陣を脅かしたが、如何せん状況判断が悪く、空回りした感は否めない。
 
40 川辺 駿 6(69分OUT)
球際に激しく当たりながら、切り替えのスピードを意識。攻めてはサイドへの展開やスルーパスなど、ボランチの位置からチームに推進力をもたらした。
FW
20 川又堅碁 4.5
悔やまれるのは20分の決定機。ペナルティエリア内でフリーだったが、仕留めきれず。ストライカーゆえに、求められるのは裏への抜け出しやチェイシングの迫力よりもゴールだ。
 
交代出場
MF
7 上田康太 5.5(69分IN) 
チームを落ち着かせたいところでボールロストが目立ち、持ち前の正確なパスは見られず。こぼれ球に左足を振り抜いた90+2分のシュートも大きく枠を外した。
 
MF
14 松本昌也 ―(79分IN)
左サイドハーフに入ると、87分、90+2分とドリブル突破でボックス内に侵入。ゴールにつながらなかったものの、ジョーカー候補として今後に期待を持たせる内容だった。
 
MF
11 松浦拓弥 ―(84分IN)
深い位置まで帰陣を余儀なくされ、ドリブルに持ち込むチャンスはなし。最後の切り札として登場も、不完全燃焼に終わった。
 
監督
名波 浩 5.5
中村を中心としたサッカーは徐々に見えつつあるが、浮き沈みが激しい状態。1試合を通してパフォーマンスを維持できるマネジメントが求められる。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
仙台 6.5
ブロックをしっかり作り、伝統の堅守を構築。チャンス自体は少なかったが、戦術の徹底が奥埜の一撃を呼び込んだ。渡邉体制初のアウェーゲーム2日前の移動が功を奏し、開幕2連勝でJ1通算100勝まであと1勝に。
 
【仙台|採点・寸評】
GK
21 関憲太郎 6
ピンチはありながら、相手のシュート精度の低さにも助けられて大事には至らず。終盤の押し込まれた場面では迷いのない飛び出しでゴールを守り抜いた。
 
5 石川直樹 6.5
中央へのカバーはほぼパーフェクト。平岡が川又を抑え込んでいるうちに石川直がクリアする形が効果的だった。2試合連続クリーンシートの功労者のひとりだ。
 
13 平岡康裕 6.5(77分OUT)
ハイボールは手堅く跳ね返し、時にはくさびに対して鋭く食いつくメリハリの利いたリスクマネジメント。足を攣って77分に交代したが、川又の決定機を胸から飛び込んで防ぐなど役目は果たした。
 
27 大岩一貴 6
右WBの菅井と密にコミュニケーションをとりながら、中央に蓋をして磐田のパスワークを寸断。46分にはアダイウトンに一度は抜かれるも、鋭いスライディングでピンチを未然に防いだ。
 
MF
2 永戸勝也 6
ルーキーながら開幕から2試合連続でスタメン出場。裏のスペースを狙いながら上下動を繰り返し、対面の山本にプレッシャーを与えた。
 
7 奥埜博亮 7(90+3分OUT)
献身的なチェイシングを見せ、走行距離はチーム最多。74分にはポストをかすめてゴールに吸い込まれる、鮮やかなコントロールショットでチームを開幕2連勝に導いた。
 
10 梁 勇基 5.5(71分OUT)
前後左右の幅を使ってDFを揺さぶるも、なかなかマークを外せず。前半終了間際にペナルティエリア内で放った強烈なシュートも枠内に飛ばせなかった。
 
17 富田晋伍 6.5
身体を張って中村俊に簡単にボールを持たせず、両ボランチでのプレスも粘り強く継続。何度もピッチに打ち付けられながら、プレーでチームを牽引した。
 
18 三田啓貴 5.5
前半は思うようにビルドアップに関われず。はやる気持ちを抑えられず、強引にミドルシュートを放つ場面もあった。後半のようにポジションを下げる時間も織り交ぜながら攻撃を組み立てたい。
 
25 菅井直樹 6
53分に逆サイドからのクロスに反応してゴール前にアタック。その3分後にはペナルティアーク付近から思い切ってシュートを放つなど、守備以外のプレーでも存在感を示した。
FW
11 石原直樹 6.5
森下ら複数人に囲まれてもボールを失わないボールキープはさすが。先制点もこのアタッカーを起点に生まれた。フィジカルの強さと献身性は評価に値する。
 
交代出場
FW
30 西村拓真 6(71分IN)
梁に代わってシャドーでプレー。79分には果敢なプレスでボールを奪ってショートカウンターを引き出すなど、短い時間で見せ場を作った。
 
DF
5 増嶋竜也 ―(77分IN)
開幕戦に続き、守備を引き締める役割を担当。磐田の猛攻にも、ストッパーと連係してゴールを死守した。強いて言えば、81分に迎えたセットプレーからのチャンスを決めていればもっと楽な展開になっていたか。
 
MF
26 藤村慶太 ―(90+3分IN)
ポジションはシャドーも守備に軸足。タイムアップ直前にはボールをキープして時間を使い、逃げ切りのミッションを果たした。
 
監督
渡邉 晋 6.5
今季から導入した3バックで2試合連続の完封勝利。伝統の堅守を取り戻しつつあり、選手たちに自信を植え付けることに成功している。
 
取材・文:小田智史(サッカーダイジェスト編集部)
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。