【警告】浦和=武藤(22分)、興梠(37分)、R・シルバ(52分) C大阪=M・ヨニッチ(59分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】武藤雄樹(浦和)

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[J1・2節]浦和3-1C大阪/3月4日(土)/埼玉

浦和 3-1 C大阪 PHOTO】武藤、興梠、ラファエルシルバのゴールでC大阪を破る!

【チーム採点・寸評】
浦和 6.5
ハイプレスに苦しみパスが行き詰ったり、連戦の疲労で集中力を欠きセットプレーから失点するなど課題は残ったものの、さすがの試合巧者ぶりを発揮。戦術面、技術面ともにクオリティの差を見せつけた。
 
【浦和|採点・寸評】
GK
1 西川周作 6
後半途中のCKからの失点を喫するも、最後尾から声をかけ続けて最終ラインを統率。後半途中まで組織的な守備を構築していた点は充分に評価できる。
 
DF
5 槙野智章 5.5
相手の意表を突くロングフィードで存在感を示した。サイドでのマッチアップでもほとんど負けていなかっただけに、CKで競り負け失点に関与したのが惜しまれる。
 
6 遠藤 航 6.5
クロスへの対応、1対1の強さ、カバーリングと守備では抜群の安定感。14分には相手の裏を突くパスで決定機を演出すると、22分には鋭い縦パスを供給し、武藤のゴールを演出した。
 
46 森脇良太 6
裏のスペースを空ける場面が見られた一方、積極的に攻め上がり、アタックに厚みをもたらした。終盤になってもその姿勢は衰えず、後半アディショナルタイムにはミドルシュートでゴールを狙った。
 
MF
3 宇賀神友弥 6
バランスを取りながらも、時には相手の背後へ、時には自陣ゴール前までアップダウンを繰り返す。連戦が続くなかでも豊富な運動量で貢献した。
 
9 武藤雄樹 7 MAN OF THE MATCH
22分に巧みなポジショニングから鮮やかな先制点を決めると、37分には追加点につながるボール奪取で興梠のゴールを演出。2得点に絡むパフォーマンスで勝利の立役者となった。
 
16 青木拓矢 6.5(79分OUT)
出足の早いプレッシングとクリーンなタックルでピンチの芽を摘み続けた。左右にパスを散らし舵取り役としても機能し、R・シルバの3点目を鋭いスルーパスでアシスト。
 
22 阿部勇樹 6.5
青木とともに秀逸なリスクマネジメントを披露。ビルドアップでもミスはほとんど見られずチームに落ち着きをもたらした。
 
24 関根貴大 6.5
素早い攻守の切り替えと球際の強さを見せ、カウンターを未然に防いだ。攻撃ではスピードに乗ったドリブルで脅威となった。
 
30 興梠慎三 6.5(86分OUT)
柔らかいボールタッチで確実にボールを収め、流動的なパスワークに関与。37分にはこぼれ球に素早く反応し、今季リーグ初得点を奪った。
FW
8 ラファエル・シルバ 6.5(68分OUT)
相手に囲まれドリブルは封じられたが、瞬時にスペースに顔を出してパスを引き出した。52分には見事な抜け出しから冷静にチップキックでネットを揺らし、今季3点目をゲット。
 
交代出場
FW
20 李 忠成 6(68分IN)
R・シルバと代わり1トップで出場し、ズラタンの投入後はシャドーを担う。シュートチャンスはなかったものの、興梠のクロスに素早く反応するなどコンディションの良さをアピールした。
 
MF
4 那須大亮 ―(79分IN)
疲れの見え始めていた青木に代わり出場。相手が攻勢を強めるなかで守備的に振る舞い、クローザーとしての役目をきっちり果たした。
 
FW
21 ズラタン ―(86分IN)
1トップで出場。プレー時間が短く決定機は得られなかったものの、高さを生かしてボールを収めながら時間をコントロールした。
 
監督
ペトロヴィッチ 6
少なからず疲労を抱える選手をうまくマネジメント。前半の優位を生かして後半は守備を固める余裕の采配。快勝で5連戦を締めくくった。
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
【チーム採点・寸評】
C大阪 5.5
コンパクトな陣形とハイプレスが効いていた時間帯はあったものの、ボールを奪ってからのアイディアを欠いた。最終ラインからの押し上げが遅くロングカウンターも停滞するなどチーム全体のバランスも悪かった。
 
【C大阪|採点・寸評】
GK
27 丹野研太 5
相手の畳みかける攻撃に、焦りからか些細なキャッチミスも見られた。腰痛で出場を回避したキム・ジンヒョンの代役を果たせたとは言えない。

DF
2 松田 陸 5(85分OUT)
ポジションチェンジを繰り返す浦和の攻撃に困惑していた印象で、寄せが遅くなりがちに。相手に自由を与えてしまった。
 
14 丸橋祐介 5
対面した関根のスピードに苦慮。相手に押し込まれる展開が続き、自慢の強気なオーバーラップは影を潜めた。
 
22 マテイ・ヨニッチ 5.5
59分のCKから豪快なヘディングで一矢報いる。しかし22分の先制点を奪われたシーンが象徴するように、緩慢なマーキングが目についた。
 
23 山下達也 5
相手のシャドーに釣られたことでポジショニングがずれ、ディフェンスラインを統率し切れず。落ち着きが欲しかった。
 
MF
6 ソウザ 6.5
広範囲を動き回り相手に圧力をかけながら、ビルドアップにも積極的に参加。CKからアシストも決めるなど、攻守に渡るその働きは不調のチームのなかで際立っていた。
 
7 関口訓充 5(61分OUT)
ボールを呼び込み攻撃のリズムを作ろうと試みるも、すぐに囲まれボールを失うことが少なくなかった。イライラを募らせ、森脇と揉めるシーンも。
 
10 山口 蛍 4.5
全体のバランスを意識し過ぎたのか、中途半端な位置取りに。守備では相手を捕まえ切れず、攻撃でもFWとの距離が遠くパスをつなげないなど、効果的な仕事はできなかった。実力を考えれば酷評せざるを得ない。
 
13 丸岡 満 5(73分OUT)
73分に途中交代するまで無難なプレーに終始。インパクトを残せないままピッチを去った。
FW
8 柿谷曜一朗 5.5
ロングパスを受ける回数が多かった前半は、ボールが収まらず存在感は薄かった。87分に訪れたこの日唯一のシュートチャンスも決めきれなかった
 
9 杉本健勇 5.5
サイドに開き前線の基準点としてパスを引き出すも孤立。独力では浦和の守備網を破れず、苦慮する時間が続いた。周囲のサポートが欲しかった。
 
交代出場
MF
18 清原翔平 5.5(61分 IN)
後半途中に出場すると、精力的にアップダウンを繰り返して2トップを支援。攻撃のリズムを作ったが、ゴール前に飛び出す積極性は物足りない。
 
FW
24 山村和也 5.5(73分IN)
本来のボランチではなく、2トップの一角で出場。80分に決定機を迎えるも、ヘディングシュートはゴール右に逸れた。
 
DF
5 田中裕介 -(85分IN)
反撃のためにクロスを期待されて投入されるも守備に奔走。見せ場はほとんど作れず、役目を果たせなかった。
 
監督
ユン・ジョンファン 5
攻守においてバランスの悪さを修正できず。後半には長身の山村や、クロスに定評のある田中を投入し、サイドから攻略を試みるも得点には至らなかった。試合後は、「前後半を通じて、なにひとつ、ちゃんとできたものがなかった」と嘆いた。
 
取材・文:多田哲平(サッカーダイジェストWEB編集部)
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。