蛭田、オフの間に取り組んだトレーニングの効果が早くも出た(撮影:村上航)

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<ダイキンオーキッドレディス 3日目◇4日◇琉球ゴルフ倶楽部(6,617ヤード ・パー72)>
今年高校を卒業するアマチュアはいわゆる黄金世代。すでにプロ転向をしている畑岡奈紗をはじめ、勝みなみ、新垣比菜とすでにプロのトーナメントで3勝(1勝はステップ・アップ・ツアー)を挙げている。
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そんなゴールデンエイジの1学年上にいる“元”最強アマの1人が蛭田みな美。「KKT杯バンテリンレディス」を史上最年少で優勝した勝だけでなく、森田遥、堀琴音(共に当時高校3年生)といったすでにプロの試合で活躍していた面々が出場した2014年6月の「日本女子アマチュア選手権」を制して一躍脚光を浴びると、その後も中嶋常幸が主催するジュニア育成プログラム「トミーアカデミー」に先に入っていた畑岡らと共に研鑽を積みながらプロトーナメントで活躍。そして昨年のプロテストに合格し、プロへの第一歩を踏み出した。
だが、転向後に出場したレギュラーツアーは2試合とも予選落ち。ステップ・アップ・ツアーで2度ベスト10に入ったものの、これまでの実績からすれば物足りなさを感じるものだった。
それでもファイナルQTで23番目に入り今季の出場権を掴むと、初めてフル参戦となるシーズンに向けて取り組んだのは肉体面の強化。「体幹、下半身を鍛えて1年間戦える体を作らないといけない」と自宅のある福島県でトレーニングに注力した。結果、筋肉量だけで約2kgの増量に成功、「スイング時にフラフラすることが無くなってしっかりと振り切れるようになりました。再現性も増しました」とその効果はすでに感じている。
そうして鍛えた体は開幕戦で早速活きた。最大瞬間風速20.7m/sの難コンディションでもバランスを崩すことなく正確なショットを披露。プロ転向後3試合目にして自身初となる予選突破を果たし、「不安だったけど予選を通ることができて良かった」とオフの効果のほどを口にした。
今季の目標は平均ストロークでトップ10に入ること。「その位だと、ちょうど“71”を切るか切らないかだと思う。そこをまず目指したい。結果的に賞金ランク10位以内に入れるように頑張りたい」。プロ転向1年目としては高い目標値を設定し、自分を追い込んでいる。
将来的には米国挑戦も考えている19歳。「畑岡さんはすごいですよね。ショットもすごい。私もまず日本で初優勝できるように頑張りたい」。“元”最強アマの1人は駆け足で登って行った“先輩”に追いつくべく、階段を1つずつ登っている。
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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