【警告】FC東京=河野(29分)、森重(59分) 大宮=なし
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】中島翔哉(FC東京)

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[J1リーグ2節]FC東京2-0大宮/3月4日/味スタ

【チーム採点・寸評】
FC東京 6.5
後半途中まで大宮のパスワークに苦労させられるが、CB森重とGK林を中心に鉄壁の守備を見せる。攻撃は噛み合わないことが多かったが、個の能力の高さを実感。要所でしっかりと得点する勝負強さもあり、開幕2連勝を飾った。

【FC東京 2-0 大宮 PHOTO】FC東京、苦手の大宮を2発で粉砕!

【FC東京|採点・寸評】
GK
33 林 彰洋 7
称賛すべきは77分のビッグセーブ。D・ムルジャのシュートをゴールマウスから弾き出して相手の勢いを削ぐとともに、クリーンシートを達成した。
 
DF
2 室屋 成 6
縦に抜ける瀬川への対応で、90分を通して高い攻撃性能を発揮できず。ただ大きなミスもなく及第点か。
 
3 森重真人 7
大宮のパスワークに惑わされることなく、最終ラインを統率。しっかりとチームを引き締め、強烈なミドルシュートで先制点もゲットした。
 
5 丸山祐市 6
森重、2ボランチとコミュニケーションを取りながら相手FW陣に対応。N・ペチュニクは抑え切ったが、D・ムルジャの動きには後手を踏んだ。
 
6 太田宏介 6
得意の左足からボールが放たれたシーンは数えるほど。しかし、カバーリングは的確で、チャンスと見るや猛然と奪取する姿も頼もしかった。
 
MF
37 橋本拳人 6
出入りを繰り返す大宮の選手に振り回されるシーンもあったが、危険なスペースを潰していた。フィルターになり切れたとは言い難いが……。
 
8 高萩洋次郎 6.5
シンプルなプレーでチームに落ち着きをもたらした。優勝の味を知る者として、ゲームコントロール力の高さは見事だった。
 
 17 河野広貴 5.5(54分OUT)
ボールを奪われ、その流れのなかペナルティエリア手前でファウルする場面も。影が薄く、試合に入れないままピッチをあとにした。
 
15 永井謙佑 6.5(77分OUT)
押し込まれた時間帯には自慢のスピードで大宮守備陣の大きな脅威に。ただし、12分など最後の精度に課題を残した。
 
38 東 慶悟 6(86分OUT)
ショートコーナーのボールを受けて、森重の先制点をアシスト。広大なエリアを走り回っていたが、攻撃のアクセントとしてもっとできるはずだ。
FW
13 大久保嘉人 6
シュート1、ノーゴール。しかし、90+1分の中島のゴールは大久保のお膳立てのおかげ。前半終了間際には永井にパスを通すなど怖さはあった。
 
交代出場
23 中島翔哉 7(54分IN) MAN OF THE MATCH
攻撃の形をなかなか作れなかったチームにあって、果敢な仕掛けで救世主に。チーム2点目を挙げるなど、途中出場だがインパクトは最大級。
 
20 前田遼一 5.5(77分IN)
東との交代でピッチに立つ。ゴールはなかったものの、前線でボールを受けてキープし、潰れ役としてファウルを誘った。
 
22 徳永悠平 -(86分IN)
バランスを整える役目を担い、守備固め要員として投入される。きっちりとゲームを締めて、連勝のピースとなった。
 
監督
篠田善之 6.5
早い時間帯に河野から中島に代えたのは名采配。良い試合を演出した、とは声を大にして主張できないまでも、勝利したのだから評価は上がる。
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
【チーム採点・寸評】
大宮 6
2ボランチを起点にポゼッションスタイルを体現。むやみに前線へと放り込まず、後方からしっかりと組み立て、相手を押し込む。守備でも2トップのチェイスをスイッチに、連動したハイプレスを披露したが、開幕戦同様に2失点を喫して勝利はならず。
 
【大宮|採点・寸評】
GK
21 塩田仁史 5
戦い慣れたスタジアムで最後方から大声を張り上げる。失点シーンはどちらもボールに触るも、ポジショニングやボールを弾く位置を含めてミスとしての側面のほうが強かった。
 
DF
19 奥井 諒 6
対峙した永井のスピードを意識してか、普段よりもライン際を疾走する姿は少なめ。それでも攻撃に参加すれば昨季同様にダイナミズムを生んだ。
 
2 菊地光将 5.5
素早く、小回りの利く大久保と永井に手を焼く。12分には抜け出した後者に必死に追いすがり、身体を投げ出してシュートブロック。ただ2失点では評価を下げざるを得ない。
 
3 河本裕之 5.5
身体の強さと寄せの激しさで守備面では大きな問題なし。ただ、前半終了間際のパスミスなどビルドアップ時に味方を危険に晒す場面も。菊地同様に2失点で0.5を減点。
 
20 大屋 翼 6
左サイドでコンビを組む瀬川を巧みに使いながら、守備を安定させる。気の利いたポジショニングは頭脳明晰さを感じさせる。
 
MF
15 大山啓輔 5.5(69分OUT)
ボールサイドへ何度も顔を出し、茨田とともに攻撃のリズムを作る。しかし、後半に入るとガクッとパフォーマンスが低下。守備面の不安も大きかった。
 
40 茨田陽生 6.5
長短織り交ぜたパスで味方を操る様は、さながら一流コンダクター。58分に江坂のチャンスを創出したように、機を見た駆け上がりも◎。
 
28 長谷川アーリアジャスール 5.5(67分OUT)
持ち前のテクニックを発揮するシーンは多くなく、連係の不十分さが目立った印象。攻撃時には思い切って内に絞ってしまうのも手か。
 
44 瀬川祐輔 6(76分OUT)
優れたスピードを左サイドハーフの位置で存分に生かす。スペースへの抜け出し、2トップの動きに合わせたプレスも効果的だった。
FW
7 江坂 任 6
ボランチと最終ライン、2CBの間に入り込んで攪乱。チームのエース格として58分のシュートはせめて枠内に飛ばしたかった。
 
9 ネイツ・ペチュニク 6
ハイボールに競り、ボールを収め、味方に落とす。動きにキレがあり、サイドハーフよりもFWが最適なポジションだと証明した。
 
交代出場
17 横谷 繁 6(67分IN)
精彩を欠き気味だった長谷川と交代。中盤の底から高精度パスを供給し、しっかりと自分の武器をアピールした。
 
16 マテウス 5.5(69分IN)
守備バランスを崩してでも、という判断の投入か。しかし、リスクに見合った分のリターンは最後までなかった印象だ。
 
8 ドラガン・ムルジャ -(76分IN)
コンディション良好。ピッチに立ってすぐにCKから得点チャンスを迎えるのはさすがの嗅覚。必死にボールを掻き出した相手GKを褒めるしかない。
 
監督
渋谷洋樹 5.5
高い守備ラインとハイプレス、ポゼッションを融合させた手腕は見事。ただ、ラストサードの精度向上など良いチームから強いチームへ昇華させたい。
 
取材・文:古田土恵介(サッカーダイジェスト編集部)
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。