リーグ戦初の“名岐ダービー”は劇的ドロー! 4発快勝の水戸が今季初勝利!《J2》

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▽明治安田生命J2リーグ第2節の名古屋グランパスvsFC岐阜が4日に豊田スタジアムで行われ、1-1のドローに終わった。

▽リーグ戦で初めて実現した名古屋と岐阜による“名岐ダービー”。前節、ファジアーノ岡山との開幕戦を2-0で勝利した名古屋は、開幕2連勝に向けて前節2ゴールの永井龍など、開幕戦と同じ11人を起用。一方、レノファ山口との開幕戦を2-2のドローで終えた岐阜は、センターフォワードに入った風間宏矢が、名古屋を率いる実父の風間八宏監督と初の親子対決に臨んだ。

▽ホームの名古屋が押し込む展開が予想されたものの、立ち上がりからアグレッシブなハイプレスを仕掛ける岐阜を前になかなかペースを握れない。逆に、緩い切り替えの場面を突かれてカウンターを許すと、シシーニョや古橋に際どいミドルシュートを放たれるが、GK楢崎の好守などもあり、失点を免れた。

▽流れを変えたい風間監督は、33分という早い時間帯に小林に見切りを付けてワシントンを投入。だが、この選手交代も効果を発揮せず、前半をシュート0という低調な内容で終えた。

▽後半に入っても流れを掴み切れない名古屋は、79分に右サイドから仕掛けた田中にボックス内への侵入を許すと、カットインから左足のシュートをニアに流し込まれ、まさかの先制点を献上。格下相手に負けの許されないチームは、玉田に代えてフェリペ・ガルシアを投入。83分にはゴール前の混戦から佐藤寿、永井と続けて決定機も、相手の身体を張った守備に阻まれる。

▽その後、切り札のシモビッチを投入し、割り切ったパワープレーでゴールを目指す名古屋は、90分に八反田の左CKをファーサイドの内田が頭で流し込み、土壇場で同点に追いついた。勢いづくホームチームは、勝ち越しゴールを目指すも5分間の追加タイムで試合をひっくり返すまでには至らず。注目の“名岐ダービー”はドロー決着となり、名古屋の開幕連勝はならなかった。

(C)CWS Brains,LTD.


▽フクダ電子アリーナで行われたジェフユナイテッド千葉vsモンテディオ山形は、1-1のドローに終わった。それぞれ、FC町田ゼルビア、京都サンガF.C.を相手に開幕戦を勝利で飾った両者が連勝を目指して激突した一戦。

▽古巣対戦となる木山監督が率いる山形に対して、前半はホームの千葉ペースで進んでいく。エスナイデル監督仕込みのハイライン&ハイプレスで押し込む千葉は、ホルヘ・サリーナスやラリベイに決定機が訪れるが、相手GK児玉のビッグセーブなどに阻まれ、前半のうちに先制点を奪うことができなかった。

▽迎えた後半、ハーフタイムの修正に加え、相手の出足が鈍ってきたところを突いて流れを掴んだ山形が、53分に先制点を奪う。右サイドを深くえぐった瀬沼がマイナスに折り返したボールを、ボックス中央の南が絶妙な左足のワンタッチでファーに流す。これを阪野が泥臭くスライディングで押し込んだ。

▽ホームで先制を許した千葉だったが、すぐさま反撃を開始。すると60分、ラリベイがボックス内で本田に倒されてPKを獲得。これをキッカーの船山が冷静に決め、早い時間帯に追いついた。

▽その後は試合終盤まで拮抗した展開が続いた中、千葉はラリベイ、山形は汰木らに決定機が訪れたものの、互いに最後の精度を欠き、試合は1-1のままタイムアップ。開幕連勝を目指した両者による一戦は、痛み分けの結果に終わった。

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▽ケーズデンキスタジアム水戸で行われた水戸ホーリーホックvsツエーゲン金沢は、ホームの水戸が4-0で圧勝した。

▽それぞれ、湘南ベルマーレ、愛媛FCを相手に開幕戦を落とした両者による一戦は、立ち上がりから拮抗した展開が続く。その中で35分、右サイドを突破した田向のグラウンダーのクロスを、川崎フロンターレから4年ぶりに復帰した橋本晃が冷静に左足で流し込み、ホームの水戸が先制に成功した。

▽前半を1点リードで折り返した水戸は、61分にも林が移籍後初ゴールを記録し、追加点を奪取。直後の62分には相手のオウンゴールで突き放し、試合を決定付けた。その後、84分に途中出場の前田にJリーグ初ゴールが生まれた水戸は、ホームで金沢に4-0の圧勝。嬉しい今季初勝利を飾った。