警戒に当たる警察官の向こうに見える中国・北京の天安門に掲げられた毛沢東の肖像(2017年3月4日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】中国の全国人民代表大会(全人代、国会に相当)の傅瑩(Fu Ying)報道官は4日、同国が領有権を主張する南シナ海(South China Sea)などで「外部からの干渉」に対応するため、今年の国防予算は前年比約7%増になることを明らかにした。

 傅報道官は、「(領有権問題については)対話と協議を通して平和的解決を呼び掛ける。同時にわれわれは、わが国の主権、国益、権利を守る手段が必要だ」「具体的には領有権問題をめぐる外部からの干渉を防ぐ必要がある」と述べた。

 南シナ海および東シナ海(East China Sea)での中国の領有権主張に周辺国は警戒感を強め、米政府は批判している。傅報道官は「干渉」が何を意味するのか明確には語らなかったが米国を念頭に置いた発言とみられる。

 今回の発表に先立ち、ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は先月27日、米国の国防費を前年比約10%増額し、軍備強化を図る方針を示していた。
【翻訳編集】AFPBB News