中国では富裕層が欧米諸国に移民するケースが増えている。米国やカナダ、オーストラリアが人気の移民先のようだ。移民の目的は人それぞれだが、共通しているのは中国より暮らしやすい国で生活したいという願望であろう。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国では富裕層が欧米諸国に移民するケースが増えている。米国やカナダ、オーストラリアが人気の移民先のようだ。移民の目的は人それぞれだが、共通しているのは中国より暮らしやすい国で生活したいという願望であろう。

 日本は永住権を取得するためのハードルが他国に比べて高いのが現状で、実際に日本に移民する中国人は多くはない。日本に移民したい、あるいは日本で暮らしたいという中国人の声は少なくないが、中国メディアの今日頭条はこのほど、日本が直面する数々の難題を挙げ、「もし自分が日本人だったら、日本に住み続けることを選択しない」と伝える記事を掲載した。

 記事はまず、日本が直面している問題は「構造的問題」であり、短期間で容易に解決できるものではないと指摘し、その例として「少子高齢化」と「生産年齢人口の減少」を挙げた。総務省が2016年に発表した統計によれば、「日本の高齢者人口は3461万人、総人口に占める割合は27.3%」に達し、ともに過去最高となっている。

 こうした構造的な問題は日本経済の先細りを意味することを伝えつつ、「人口はその国の経済と国民の命運を左右する」にもかかわらず、日本の人口は減少の一途を辿っていると指摘。日本国内の消費が今後大きく拡大することはなく、人口が増えていかない限りはこの流れは変えることができないと指摘した。

 さらに、日本が少子高齢化問題を認識してから非常に長い時間が経過しているが、有効な対策をまったく打ち出せていないことを指摘し、「日本は凡庸な国に成り下がりつつある」と指摘。日本経済が今後大きく発展する可能性は極めて小さく、日本で暮らしても「年を追うごとに豊かになる」ようなことは期待できないと主張。中国人が成功を求めて移民する場合、日本には将来性がないとし、「むしろ自分が日本人だったら、先行きが暗い日本からの逃亡を選ぶだろう」と論じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)