「ハルチカ」公開初日を迎えた橋本環奈ら

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 初野晴氏の人気青春小説を映画化した「ハルチカ」が3月4日、全国119スクリーンで封切られ、ダブル主演した「Sexy Zone」の佐藤勝利と橋本環奈が、東京・TOHOシネマズ新宿で行われた舞台挨拶に共演の恒松祐里、清水尋也、前田航基、小出恵介、市井昌秀監督とともに出席した。

 映画は、幼なじみのホルン奏者ハルタ(佐藤)とフルート初心者のチカ(橋本)が、廃部寸前の清水北高校吹奏楽部を救うため、部員集めに奔走する姿を描いた。今作の注目ポイントを聞かれた佐藤は、「ハルタがチカちゃんに蹴られたり、いじられたり、幼なじみの距離感が出ているシーン」と紹介。フリではなく本当に蹴られていると明かし、「ノンフィクションでお送りしています(笑)。環奈ちゃんは気を使ってくれたんですけど、監督がちっちゃい声で『もっと……』と」と苦笑いした。

 これに橋本は「ハルタとチカの距離感がわかる大事なシーンなので、監督が鬼になって『もっともっと』というので、蹴りましたね」と“本気蹴り”であったことを認め、「試写会で見たときに、私こんなにやってたんだなって自分でも引きました(笑)」と笑いをこらえきれない様子で話していた。

 市井監督はこの日、佐藤と橋本にサプライズで卒業証書を用意。佐藤に、「静かで優しいけれども、実は1番の情熱家」「きっと映画初主演というプレッシャーも不安も大いにあっただろうと思います。それでもあなたはそれを周りに一切見せずに本日の公開まで全身全霊を傾けてくれました」との感謝の言葉とともに証書を手渡した。これに佐藤は、「嬉しいです。改めて関係者の皆さまに感謝したい」と感激の面持ちで語った。

 また、橋本には「撮影の合間も、教室や廊下の隅で(楽器を)繰り返し練習する懸命な姿にスタッフも刺激され、背中を押されました」「太陽の光のようなチカそのものでした」との賛辞とともに授与。前日が高校の卒業式で、出席がかなわなかったという橋本は、「『ハルチカ』で、卒業証書を監督から受け取ることができて嬉しい」と喜んでいた。