幸せは自分で作れる 実践している人たちの10の習慣

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職場での昇進、新しい車、恋人──何であれ、私たちは常に何かを追い求めている。そして、それは私たちに、「〜が実現すれば幸せになれる」という誤った考えを抱かせてしまう。

望んでいた何かが起これば、確かに私たちは幸せを感じる。だが、その幸福感は長続きしない。米ノースウェスタン大学が実施した調査の結果、宝くじで大金を当てた人の幸福度も、一年たてば他の人たちと同じレベルにまで戻ってしまうことが分かっている。

幸福感は、自分で作り出すことができるものだ。そして、あなたが習慣によって自ら生み出した幸福感は、消えることがない。次に紹介する習慣を身に付けることで変化が起きるかどうか、試してみてほしい。

1. 小さなことに感謝する

人間の行動は習慣化する。それはある意味、私たちにとって良いことだ。頭を使わずに済む上に、慣れは快適さにつながる。だが、私たちは慣れ過ぎてしまうと、日常生活の小さなことに対する感謝の気持ちを失ってしまう。

いつもハッピーな人たちは、食事を味わうこと、会話を大いに楽しむこと、外に出て新鮮な空気を深く吸い込むことの大切さをよく理解している。

2. 体を動かす

たった10分間の運動をするだけでも、脳を鎮静化させ、衝動を抑制する神経伝達物質、GABAが放出される。幸せな人たちは時間を作り、定期的に運動している。それが自分の心の状態に好影響をもたらすことを知っているからだ。

3. 人のためにお金を使う

誰かのためにお金を使うことは、自分自身のために何かを買ったりすることよりも、ずっと大きな幸福感を与えてくれる。これは、研究結果からも明らかになっている。特に、友人が気に入ることが分かっている本を買いに行くなど、ちょっとした労力をかけるようなことが幸福感をもたらす。

4. 「適切な」人と付き合う

幸福感は、人を介して広がる。幸せな人たちに囲まれていることは、自分に自信を持たせ、創造性を刺激してくれる。それに、ただただ楽しいと思えることだ。一方、ネガティブな人と一緒にいれば、これらとは逆の影響を受けることになる。

5. 常に前向きでいる

誰にでも、嫌なことは起きる。幸せな人たちは過去を振り返って不満を言う代わりに、現時点でできる限りの最善の策を講じようとする。そして、前に進もうとする。悲観することほど、不幸を増長させるものはない。

6. 十分な睡眠を取る

脳は日中の活動によって蓄積された有害なタンパク質を睡眠中に除去し、新たなエネルギーを蓄える。ストレス要因がない場合でも、睡眠が不足すればそれだけで、ストレスホルモン値は上昇する。幸せな人たちが眠ることを優先するのは、気分に影響が出ることを知っているからだ。

7. 「深い」会話をする

幸せな人たちは、幸福感には実体があることを知っている。そのため、うわさ話や世間話をせず、他の人を批判することもせず、人とは意義深い交流を持とうとする。その方が満足感を得ることができるからだ。

より奥の深い話をすることで、その相手とは感情的なつながりを築くことができる。また、会話は物事を学ぶための興味深い方法の一つでもある。

8. 人を助ける

人を助けるために時間を割くことは、その相手だけではなくあなたも幸せにする。誰かを助けることは、子宮を収縮させるホルモンのオキシトシンや脳内物質のセロトニン、快楽物質であるドーパミンの分泌を促す。これらはいずれも、満足感をもたらすものだ。

ハーバード大学の研究で明らかになっているとおり、同僚たちを助けることができる従業員は仕事に対する集中力が10倍高く、昇進できる可能性が40%高い。

9. 幸せになる努力をする

私たちは日常生活の繰り返しの中で、自分の感情を観察したり、積極的に幸福感を得ようとしたり、前向きになろうとしたりすることを忘れてしまいがちだ。幸せな人たちは、そのことをよく知っている。そして、常に自分自身の気分を観察し、幸福感を意識しながら、さまざまなことを決断している。

10. 成長を志向する

人の中核をなす考え方には、「固定した」考え方と「成長する」考え方の2つがある。前者は「自分は自分であり、変えることはできない」という考え方。後者は「努力すれば改善できる」という考え方だ。

そして、人を幸せにするのは後者だ。困難な状況にもうまく対応することができ、変化を受け入れ、新しいことを学ぶ機会だと受け止めることができるからだ。

最後に

幸福感を維持することは、場合によっては難しい。だが、適切な習慣を身に着ける努力をすれば、効果は得られる。このリストに紹介したいくつかの習慣を取り入れるだけでも、気持ちの状態には大きな変化が現れるはずだ。