ラビング夫婦(ルース&ジョエル)
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 女優ルース・ネッガが第89回アカデミー賞主演女優賞にノミネートされたことでも話題を呼んだ映画『ラビング 愛という名前のふたり』から特別映像が公開され、キャストや製作陣が本作への思いのたけを語る姿が披露された。

 本作は異人種間における結婚を禁止した法律が変わるきっかけとなった夫妻の実話に基づいた純愛ストーリー。ある夜、突然逮捕されたラビング夫妻。今からわずか60年前のこと、アメリカのいくつもの州で異人種間の結婚は禁じられていた。活動家でもなく、ごく普通の労働者階級のラビング夫妻の訴えによって、1967年にその法律がついに変わるのだった。この実話に深い感銘を受けた俳優のコリン・ファースがプロデュースを担当し、『MUD マッド』などのジェフ・ニコルズが脚本・監督を手掛けている。

 この度、ニコルズ監督をはじめ、ゴールデン・グローブ賞男優賞(ドラマ)にノミネートされたジョエル・エドガートンや、アカデミー賞主演女優賞ノミネートのルース・ネッガらのインタビューが本編映像とともにお披露目された。ニコルズ監督は「ラビング夫妻は愛し合っただけ。なぜ世界に拒まれるか分からなかった。白人と黒人は結婚できないと政府が決めてた」と切り出す。

 それに続くように、口下手で不器用だけれど、優しさと誠実さで妻を愛し続けるリチャードを演じたジョエルは「二人は大変な状況に巻き込まれる。純粋に愛し合っただけで」、普段は控えめで物静かだが子供たちのためなら思わぬ行動力を示す妻ミルドレッド役のルースも「想像できる? すごい障害よ」「ミルドレッドは3日間投獄されてた。しかも妊娠中」とラビング夫婦の状況を説明する。プロデューサーのサラ・グリーンは「二人の話はここ数年で知られるようになった。結婚の権利を獲得した話。愛の素晴らしさ美しさを見直せるならいいな」と本作に込めた思いを語った。ラビング夫婦のどこまでも優しくお互いを愛し合うさまが印象的な作品に仕上がっている。(編集部・石神恵美子)

映画『ラビング 愛という名前のふたり』はTOHOシネマズシャンテほか全国順次公開中