『3月のライオン』で新境地に挑む有村架純
 - (C)2017 映画「3月のライオン」製作委員会

写真拡大

 羽海野チカの人気漫画を前・後編の2部作で実写映画化する『3月のライオン』で悪女に挑む有村架純のセクシーな下着姿がお披露目となった。天涯孤独の17歳のプロ棋士・桐山零の青春を描く物語で、有村は零の才能を妬む義理の姉にふんしている。

 2017年4月から放送のNHK連続テレビ小説「ひよっこ」のヒロインに決定するなど飛ぶ鳥落とす勢いの有村が演じるのは、両親と妹を交通事故で亡くした零(神木隆之介)が内弟子として引き取られることになる幸田家の長女・香子。プライドが高く負けず嫌いの性格だが、父(豊川悦司)から「零に勝てないなら無理だ」とプロ棋士への道を夢半ばにあきらめさせられ、父と零に憎悪を燃やす役どころだ。

 零を罵倒し、泣き叫ぶ火のような女性・香子を体当たりで演じた有村を、大友啓史監督は「香子の大切な感情をちゃんと捕まえてくれました。基本は親の愛情が違う方向へ向いていくのを横目で見ていた子供の“寂しさ”ですね。零とは血の繋がっていない姉弟だから、危うい関係性がにじみ出ることを期待したのですが、その点もとてもバランスが良かった」と絶賛。

 映画版では原作よりも香子をより大人の女性につくりあげたと言い、父の弟弟子であるプロ棋士の後藤(伊藤英明)に思いを寄せ微妙な関係を続ける展開について「後藤の表面的な強さとは裏腹の弱さを許容している部分も描きたかった」としている。

 原作では前進しようとする主人公・零に影を落とすキーパーソンであり、登場人物のなかでもとりわけ強烈な印象を残すキャラクターとなっているだけに、有村の新境地に期待が高まる。(編集部・石井百合子)

映画『3月のライオン 前編』は3月18日、『3月のライオン 後編』は4月22日より全国公開