Appleは今秋発売が見込まれる、デザインを大幅刷新して有機EL(OLED)を搭載するとみられる「iPhone8」に、自社開発の指紋認証システムを搭載すると、台湾DigiTimesが報じています。

iPhone8はディスプレイ下に指紋認証センサーを搭載か

DigiTimesによれば、AppleはiPhone8に、一部で噂されたようなSynapticsの小型指紋認証センサーNatural IDでも、Qualcommの超音波を利用したSense IDでもなく、独自の認証アルゴリズムをPrivarisのガラス認証技術と組み合わせ、新たな指紋認証ソリューションを開発、搭載する予定とのことです。
 
Appleは2015年6月に、バイオメトリックセキュリティ技術のPrivarisが所有する、指紋認識とタッチスクリーン技術に関する特許を大量に取得しています。また2016年5月にはPrivarisから取得した特許をベースに、ディスプレイの下に指紋認証センサーを搭載するシステムを開発、特許を取得していることがわかっています。

iPhone8は9月まで製造されない!?

DigiTimesが業界筋から入手した情報として、Appleが自社開発した指紋認証システムは、TSMCの12インチ製造ラインで65nmプロセス技術を用いて製造されると伝えています。またOLED搭載iPhoneはTouch IDではなく指紋読み取りセンサーを内蔵、超音波などを使って生体認証を行なうとしています。
 
ただしこの新しい指紋認証ソリューションを搭載するために、OLED搭載iPhoneは9月まで製造開始されず、従来どおりの液晶ディスプレイを搭載したiPhone7s/7s Plusの2モデルが、7月より量産開始されるとDigiTimesは伝えています。
 
これが事実とすれば、iPhone8はここ数年の発売時期である9月に間に合わない可能性が出てきます。その場合、iPhone7s/7s Plusが先行販売されるということでしょうか。さらなる情報が待たれます。
 
 
Source:DigiTimes
(lunatic)