ある調査によると、日本人の多くは人生を成功させるために必要なのは人間力、行動力、仕事力、英語力の4つであると考えている。しかし、最近はそれにもう一つ「ゲーム力」が加わっている。

写真拡大

ある調査によると、日本人の多くは人生を成功させるために必要なのは人間力、行動力、仕事力、英語力の4つであると考えている。しかし、最近はそれにもう一つ「ゲーム力」が加わっている。動画共有サイト・ニコニコ動画を展開するドワンゴが主催の「2017闘会議」を取材すると、日本人が「ゲーム力」を重視していることがひしひしと伝わってきた。日本において「ゲーム力」があるかないかは、友人関係や恋人探し、さらには就職にまで影響するという。環球時報が報じた。

【その他の写真】

「闘会議2017」では、ゲームに関する学力を測る「ゲームのセンター試験」が行われた。試験方式は全100問4択マークシート形式で、試験時間は30分。スタート前に15分のルール説明があり、終了後15分で採点が行われる。

受験者の多くは男性で、白髪の高齢者もいれば、まだ小学生の男の子もいた。スタッフによると、満点を取ると特別な勲章が3つもらえ、90点以上の場合2つもらえる。試験は1日に6回開催され、1回に40人ずつ。同イベントが開催された2日間で計480人が受験し、その受験票(整理券)はすぐに売り切れた。

あるスタッフは取材に対して、「試験は昨年から始まった。難しい問題が100問もあり、時間も30分しかないため、満点を取った人は今のところいない」と教えてくれた。

成績発表を前に、ある20代の男性は両手を合わせて、緊張した面持ちをしていた。「大学入試の合格発表の時より緊張している。ゲーム力がないと、『男らしくない』と思われ、女性にモテない。男性も一緒にゲームをしていて足を引っ張ってしまうようなゲーム力がない同性を嫌う」と同男性。「今回は87点。昨年は65点と最悪だった。今日まで1年間一生懸命頑張ったおかげで高得点を出せた」という。

女性を取材してみると、確かに「ゲーム力」が彼氏を探す際の「重要指標」になることが分かった。玲子さん(17)は、「ゲーム力のある男性は絶対に頭がいい。男性もゲーム力のある女性を高く評価していて、そういう女性はおもしろくて、共通の話題があると思ってもらえる」と話した。

お母さんと一緒に来ていた秀哉君(10)の同試験の成績は65点。取材に対して、「合格は合格だけど、満足していない。来年はもっとゲーム力を上げないと」と悠然と語り、「この試験には参考書などはないが、どうやってゲーム力を上げるのか」との質問に、「勉強する分野を広げるしかない」と答えた。

出題者であるドワンゴのスタッフ・松永さんは取材に対して、「日本人は試験や順位付けをして自分の能力を測るのが好き。ゲーマーの多くは、自分の『ゲーム力』の高さを知りたいと思っている。そのため、『ゲームのセンター試験』が作られた。今のゲームの内容は複雑で、頭を使うだけでなく、他の人と力を合わせなければならない場合も多い。ゲーム力が高い人は、『頭がいい、おもしろい、チームワークがいい』と思ってもらいやすく、履歴書に書くとポイントも上がる。ゲーム産業の発展、繁栄により、キャリアを伸ばしているゲーマーもいる。そして、ゲーマーはぶらぶらして仕事しないという多くの人の見方を変えた」と説明した。(提供/人民網日本語版・編集KN)