最優秀助演女優賞に輝いた杉咲花

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 第40回日本アカデミー賞の授賞式が3月3日、東京・グランドプリンスホテル新高輪国際館パミールで行われ、女優の杉咲花が「湯を沸かすほどの熱い愛」(中野量太監督)での演技が評価され、最優秀助演女優賞に輝いた。杉咲は、プレゼンターを務めた本木雅弘から名前を呼び上げられると涙を浮かべ、メガホンをとった中野監督と抱き合って喜んだ。

 同作は、自主映画「チチを撮りに」で注目された中野監督の商業映画デビュー作。宮沢りえを主演に迎え、末期がんで余命2カ月を宣告された女性と家族の絆を描いた意欲作で、中野監督は新人監督の登竜門である「新藤兼人賞」金賞を受賞している。杉咲は、宮沢が演じた双葉の娘・安澄に扮した。

 登壇した杉咲は、「本当にありがとうございます。今日が怖すぎて、2週間くらい前から眠れず、やっと眠れたと思ったら悪夢……。肌もザラザラになってしまった」と明かす。それでも「昨日、お母ちゃんを演じた宮沢さんに『どうしよう』ってメールをしたら、『どんな結果でも、得たものは変わらないよ』と返事をくださった。本当にそうだなと思いました。この作品に携わることができて、幸せでした」と“母”に感謝し、大粒の涙を流しながら深々と頭を下げた。