【柏vsG大阪プレビュー】強力な攻撃陣を擁する柏…G大阪は苦手な柏の本拠地から勝ち点を持ち帰れるか

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■柏レイソル 攻撃陣は好調、懸念は手薄な最終ラインか

 開幕戦ではアウェイで逆転勝利を飾り、好スタートを切った。ただ、柏は開幕2戦目を鬼門としており、過去5年の成績は3分2敗と勝ちがない。従って開幕ダッシュをするためには重要な2戦目になりそうだ。

 開幕戦で挙げた3得点のうち2点はPKによるものだったが、それは柏の攻撃陣が圧力をかけ続け、ボックス内でプレーする機会が多かったゆえのものとも取れる。鳥栖戦ではハモン・ロペスが腰を痛め、今節の出場が危ぶまれているものの、前節は代わりに入った武富孝介が2得点に絡む活躍でハモン・ロペス負傷交代の影響を全く感じさせず、クリスティアーノとD・オリヴェイラにも揃って得点が生まれ、攻撃陣は全体的に好調だ。仮にハモン・ロペスが欠場することになっても大きな問題は見当たらない。

 懸念があるとすれば手薄な最終ラインだろう。キャンプ中にユン・ソギョン、開幕直前に今井智基が負傷し、SBについては早くも心配された選手層の薄さが浮き彫りになった。従ってスタメンの選手にアクシデントが起こった場合は、緊急事態に陥る危険性も否めない。

 ホームでのG大阪戦は3連勝中。この相性の良さと好調攻撃陣の破壊力を生かして、2011年以来の開幕連勝を飾り、上位キープへの足がかりとしたい。(鈴木潤)

■ガンバ大阪 まずは堅守を心がけたい、昨年ハットトリックを許したFWクリスティアーノに要注意

 1日のACL第2戦・済州ユナイテッド戦は1−4と大敗。新システム、3−5−2が機能しなかったことに加え、ミスから失点を重ねたことが追い打ちとなり大敗につながった。ただし例年、試合を重ねることでコンディションを上げていく選手が多いことを考えても、連戦を戦っていることをむしろプラスに考えたいところ。肉体的な疲労はもちろんのこと、精神的なダメージをしっかりと回復させた上でJ1リーグの戦いに切り替えたい。

 今節の相手はやや苦手感の強い柏。特にアウェイでの柏戦は2011年以来勝利しておらず『鬼門』の1つであり、昨年はホーム&アウェイ戦ともに敗れた相手と考えれば一筋縄にはいかないはずだが、「連戦では悪い流れを引きずらないことも大事」と長沢駿は話す。

 先に書いた済州ユナイテッド戦を含めここ公式戦2試合は先手を取られる展開が続いているが、そうなると多少なりともバランスを崩して攻撃にかからなければいけなくなることを踏まえても、まずは堅守を心がけた上で、柏のゴールを陥れたい。その『堅守』を実現するために気をつけなければいけないのが、昨年のアウェイ戦でハットトリックを許したFWクリスティアーノだ。先のJ1開幕戦でチームにとってのファーストゴールを決めた彼は、個人技の高さはもちろんのこと、周りとの連携からもゴールをこじ開けられる選手。1:1で負けないことはもちろん、組織としての対応も徹底しながら、できる限り彼にフィニッシュまで持ち込ませない守備を心掛けたい。(totoONE編集部)