【磐田vs仙台プレビュー】好相性の仙台と対戦する磐田…攻撃の連係不足が大きな課題

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■ジュビロ磐田 1週間でどこまで攻撃面の改善ができたかに注目

 磐田は開幕戦でC大阪を無失点に抑えて敵地で勝ち点1を拾い、まずまずのスタートを切った。全体が連動した守備は、相手に得点機をほとんど作らせなかった。新加入のDF高橋祥平をけがで欠いた影響を感じさせず、大きな手応えをつかんだ一戦だった。

 ホーム開幕戦に迎えるのは、昨季2戦2勝の仙台。Jリーグ通算でも5勝7分2敗と勝ち越している相性の良い相手だ。昨季のホーム戦において、アダイウトンの2得点と太田吉彰の得点で圧倒したのは記憶に新しい。ただし、仙台は今季から3−4−2−1の新システムを導入した。進化を遂げて開幕戦で白星を挙げた相手に、昨季同様の戦いができるかどうかは未知数だ。

 攻撃の連係不足は大きな課題。C大阪戦は攻撃の形が見えず、シュート7本に終わった。得点の可能性があったのは中村俊輔のFKやCKのみ。その他はと言えば偶発的なミドルシュートだけで、ペナルティエリア付近の崩しは皆無だった。仙台戦に向けて攻撃の改善に時間を割いたが、1週間でどこまで修正できたかに注目だ。

 ホーム戦の白星は昨季の1stステージの仙台戦が最後。2ndステージはホームで勝てないまま終わり、8カ月未勝利の状態が続いている。前売り券は発売早々に完売し、観客席が埋まることは確実。勝利を渇望する満員のサポーターの声援を重圧に感じず、力に変えることができるだろうか。(totoONE編集部)

■ベガルタ仙台 新システムの3−4−3が機能した前節、ルーキー永戸勝也の活躍にも注目

 開幕戦を勝利で飾った仙台。連勝スタートのためにも、磐田戦は敵地ながら勝利したい一戦だ。

 仙台は昨シーズンに各ステージの最終節で磐田と対戦したが、それぞれ敗戦してしまい、良い締めくくりができなかった。特に1stステージでアダイウトンの突破から2失点を喫したように、カウンター対策は重要な課題だ。今シーズンの仙台は攻撃に人数をかける新システムを採用しているために、ボールを奪われてカウンターを仕掛けられた時のリスク管理に注意したいところだ。

 また、2月18日の負傷が原因で開幕戦を欠場した中野嘉大は、診断の結果全治約12週間と、長期離脱を余儀なくされた。クリスランや、2月26日の練習試合を途中交代した平山相太といった今季新加入戦力が負傷に見舞われているところも攻撃面では不安材料だ。

 しかし、彼らの穴を補って余りある活躍を、開幕戦のメンバーが見せた。決勝点を決めた石原直樹は、得点シーン以外にも決定機を作っており、相手の裏への飛び出しやポストプレーなど、多くの役割を果たしている。左サイドでは永戸勝也が先発出場を果たし、このルーキーは得意の攻撃参加から相手ゴールに迫る場面もあった。

 こうした新戦力を加え、仙台は3−4−3システムの機能性を増している。それは攻撃だけでなく、守備でも同様。守るべき時では両サイドを下げて5バックを形成し、前節は無失点で勝利した。今節も結果を出し、安定感を増したい。(totoONE編集部)