記者発表会でプレゼンテーションを行うセーフィーの佐渡島隆平社長。「safie PRO」は小売店の中でも特にスモールビジネスを展開する人たちからの引き合いが多いという(撮影:防犯システム取材班)

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 クラウドを利用することで導入コストを抑え、小規模の小売店でも負担が少ないランニングコストで運用可能なことから、注目を集めるクラウド映像プラットフォーム「safie(セーフィー)」。

 その「Safie」を手がけるセーフィーは、同社のBtoB向けサービス「safie PRO」において、アクシスコミュニケーションズ(アクシス)のネットワークカメラ200種類以上に対応することを、2日に行われた記者発表会で明らかにした。

 これでまでセーフィーに対応するカメラは、エルモの2機種に限られていたが、今回の発表により一気に対応するカメラが拡大した格好だ。

 また、「safie PRO」がアクシスのネットワークカメラに対応したことで、アクシスが提供するACAP(AXIS Camera Application Platform)という、インテリジェント機能を追加できるプラットフォームにも対応し、そこにセーフィーが開発したACAP用のアプリケーションを連携させることで、これまで以上に防犯面、マーケティング面でも「SafiePRO」を活用できるようになるという。

 記者発表会では、同サービスを導入しているホームセンターのサンプルデータを元にしたデモンストレーションが行われ、POSレジとマーケティング用に設置したカメラと連携させることで、実店舗でのコンバージョン率、売上、入店者数、客単価、気象状況と入店者数などをチャート化している様子が公開された。

 セーフィーは、創業当初から防犯だけに止まらない一歩進んだネットワークカメラの活用提案をしてきており、同じくマーケティング活用など、ネットワークカメラの新たなニーズを開拓してきたアクシスとは、目指す方向が同じだったと言える。ハード面をアクシスが担い、ソフト面をセーフィーが担うことで、両社の強みを活かした新たなシナジーが期待できるだろう。

 特に防犯面では、クラウドと親和性が高いAIとの連携がより進んでいくことで、万引き犯特有の動きを蓄積していくことで、事前に注意喚起を行ったりするなど、万引きやレジ金不正の根絶といったことも可能になるかもしれない。

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