【選んで納得】新車購入時のおすすめオプションとは?

写真拡大 (全11枚)

オートスライドドアと安全&運転支援系の装備は重視したい

新車購入時に選べるオプションは、大きく分けて2種類。クルマを生産する工場の出荷時点で装着されるメーカーオプションと、販売店で納車前に装着されるディーラーオプションの2種類だ。

この体制は昔も今も変わっていない。超高額車になると、内装の細部など仕様の一部をオーダーメイドすることもできるが、それについては各自のご判断にお任せする。

メーカーオプションは契約後の変更はほとんどできないので、注文を入れる段階で選ばなくてはならない。

まず、前席のエアバッグは、日本で買える現在の新車ではケイターハム・セブンやロータス・エリーゼの一部のモデル以外のすべて(輸入車は正規輸入車)に装備される。サイドエアバッグなどの前席以外のエアバッグも中級以上の車格では標準装備される場合が多いのであまり気にしないで良い。

ESP、VDCなどと呼ばれる横滑り防止システムは、日本で買える乗用車のほとんどすべて(ケイターハム・セブン、ロータス・エリーゼの一部のモデル、プロトンなどを除く)、軽自動車でも売れ筋モデルの上級グレードには標準装備されるので、これもあまり気にしないで良いだろう。

安全装備では、自動ブレーキなどの運転支援系システムが選べる場合は是非選んでおきたい。車体の真上にカメラがあるかのような映像で周囲を確認できるタイプのカメラも、大柄なミニバンやSUVでは予想以上に助かる。

注意したいのは、たとえばオートエアコンと着色リヤガラスがセットオプションになっているようなケースだ。2種類以上のアイテムがセットでなければ選べないという不親切な設定になっている場合がいまだに少なくない。こういうメーカーのご都合主義的な設定はそろそろやめて欲しいところだが、セットオプションのアイテムは単体では選べない。

サンルーフはお好み次第。ミニバンでは、電動パワースライドドアはあったほうが便利だと感じる場合がほとんど。ハッチバック車の電動テールゲートは、車種によっては作動が遅く、自分で開閉したほうが圧倒的に早い場合があるので、短気な人は作動速度を確認すべきだ。

ディーラーオプションは新車購入時に装着したほうが得なケースが多い

一方のディーラーオプションは、納車後でも追加できるものがほとんどなので、納車後しばらくしてから装着することを検討することも可能だが、ディーラーオプションは、多くつければつけるほど値引き対象になりやすいのを忘れてはいけない。新車の商談時につけたほうが値引きが拡大して結果的にお得となる場合が多いので、どうせ付けるつもりなのなら最初から選ぶことをオススメする。

ディーラーオプションは、フロアマットやドアバイザー、ナンバープレート用の装飾フレームなど、大昔から変わり映えのない定番モノをはじめ、LED電飾や高性能化が著しいオーディオ機器など、各車多彩なラインアップを揃える。

後付け用品を徹底的に簡素にしたい場合でも、フロアマットは最低ランクでもいいので最低限選んでおきたい。ドアバイザーについては改良が進んだとはいえ、今でも高速域では風切り音の原因になるので、タバコを吸わず、高速移動する機会が多い人はつけないほうがいい。SUV向けの大型のバイザーではより顕著となる。

ミニバンやSUVでは室内用の実用装備がかなり豊富。実際の使い勝手についてはWeb上での評判を見るのも良いが、基本はディーラーのセールスマンからの意見を参考にしたい。優秀なセールスマンなら売れ筋モデルであるミニバンやSUVの実用アイテムについて熟知しているはずだ。その意味では、ディーラーオプションは、セールスマンの実力を見極める材料にもなる。

ちなみに、メーカーオプションもディーラーオプションも、下取り査定の時にはユーザー側が期待するほどプラス材料にならないことを覚えておきたい。逆にいうと、オプションがテンコ盛りの中古車はお買い得度が極めて高いといえる。