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ルネサス エレクトロニクスは3月3日、2月24日(米国時間)に完了したIntersil(インターシル)の買収完了を受け、今後の成長に向けてインターシルとの事業統合を踏まえた組織再編を行っていくと発表した。

ルネサスは現在、インターシルとの融合を進め、日本を中心とした従来の事業運営からの脱却を図り、地域に捉われずグローバル組織として運営する「One Global Renesas」を目指した取り組みを進めている。今回の組織改変は、そうした動きを踏まえたもので、インターシルの事業を融合するにあたって、汎用事業を担当している「第ニソリューション事業本部」を、2017年4月1日付けで特定分野別ソリューションなどを基軸とする事業本部「インダストリアルソリューション事業本部」とインターシルとの融合による高成長が期待される、幅広い顧客層・エンドマーケット向けの多種多様なソリューションを基軸とする事業本部「ブロードベースドソリューション事業本部」の2本部体制に再編。また、併せて自動車を担当する「第一ソリューション事業本部」も「オートモーティブソリューション事業本部」と改称し、3事業本部体制に移行するという。

さらに、2017年7月1日付で、これら3つの事業本部に販売部門、マーケティング部門も移行させ、各事業本部の収益責任の明確化、ならびに事業のオーナーシップの強化を狙うとするほか、現在、各事業本部に分散している生産戦略、生産・投資管理、生産指示、資材調達のサプライチェーンマネジメント関連機能を集結させた「サプライチェーンマネジメント本部」も併せて組織化させることで、生産から調達までの戦略を一本化させるとしている。

なお、同社ではすでに3月1日付けで成長機会が大きい中国に向けた「中国事業統括本部」を立ち上げ、地域事情に特化した取り組みの強化を進めているとしており、同地域での高い成長を目指すとしている。

(小林行雄)