ザ・スパイダースのメンバーとして人気を博した歌手のムッシュかまやつさんが1日、膵がんのため78歳で逝去した。故人を慕う日本人ミュージシャンらは続々と自身のSNSで、追悼のメッセージを寄せている。

 氣志團の綾小路翔はツイッターで、「巨星墜つ」と衝撃の大きさをコメントし、かまやつさんと最後に会ったのは3年ほど前だったことを明かした。

 そして、「TAKUROさんが僕の誕生日祝いで予約して下さったレストランで偶然ばったり」会ったことを伝え、「『ムッシュから…』と、ワインのボトルがテーブルにさらりと運ばれて来た時、その粋さに痺れたものでした」とかまやつさんの人柄に触れ、「永遠の憧れよ、永遠に。合掌」と追悼した。

 元JUDY AND MARYのTAKUYAもツイッターを更新。「Oh no....ムッシュ 最近お見かけ出来てないから心配してたんですが、、悲しいです」とコメント。そして、「行く店の好みが似てるのか 週に何度もばったりお会いできて。この10年で1番一緒にお酒飲んで色んなお話したミュージシャンが 偉大な大先輩、ムッシュです。凄く寂しいです。R.I.P.」と綴り、かまやつさんの死を悼んでいる。

 ソロデビューのアルバムに曲を書いてもらったというLINDBERGの渡瀬マキもツイッターで、「初めてお会いした時 白いシャツにラフにむすんだネクタイがとてもセクシーだったのを覚えてます。素敵な曲を ありがとうございました」と感謝のコメントに哀悼の意を込めた。

 ヒップホップMCのZeebraは、自身の母親とかまやつさんが仲が良く、アマチュア時代に相談にのってくれたことを明かす。そして、「プロになってからもライブでコラボさせて頂いたり。お茶目で優しい大先輩です。何一つ恩返しは出来ませんでしたが、俺もムッシュの様な素敵な先輩になって下の世代に返せるよう頑張ります。安らかにお眠り下さい」とコメントを寄せた。

 現在、活動休止中のいきものがかり水野良樹は、かまやつさん逝去のニュース記事をリツイートし、感慨深くコメント。「『かっこいい』ものや『最先端』なものは、そうではないものを疎外してしまう空気をまとってしまいがちだけれども」と書き出し、「日本の音楽界の新風として曲が世に流れた頃から、すべてが優しく開いていて数十年経った今も愛され続けているのは、やはりつくったご本人の御人柄に寄るところが大きいのだと思います」と、かまやつさんの音楽性に強く惹かれていることを綴る。

 そして、「スタジオでお姿をみかけたことが数度。お話をしたことはないし、自分のような若輩にとっては遠い偉人ですが、間違いなく、自分が大好きな日本のエンタメミュージックの源流をつくりだした方々の中のおひとり。ご冥福をお祈りいたします」と尊敬をこめて追悼した。

 歌手の泉谷しげるは自身のブログを更新。「ムッシュかまやつが逝ってしまったよ」と書き出し、かまやつさんとの思い出の一端に触れた。

 泉谷は、昨年まで『ムッシュかまやつ・泉谷しげるトーク&ライブ』のため、2人で全国を回ってきたことを綴り、「大型バスでの移動のときは、ムッシュの隣席に座り、60年代の音楽やファッションの話をイッパイ聞かせてもらったなぁ」と回顧。さらに、「ステージではムッシュはホワンとしててトークは苦手にも見えるが、このオイラが聞き役に回るほどオフののムッシュは、よっくしゃべってくれたもんさ」と、かまやつさんの普段着の姿を伝えた。

 そして、「あの時代からムッシュの服のセンスが良く、年齢と共にさらにオサレで可愛くなっていったンだよ
ムッシュは誰からも尊敬され愛されたレジェンドだった」とリスペクトする心境を打ち明ける。

 最後に、自身とはキャラクターが違いすぎると綴った泉谷は「とてもムッシュのように成れないが、また一緒にライブが出来るようステージの席は空けておくよこれからも 哀悼」と締め括り、かまやつさんを追悼した。