国際蘭展、台南で開幕  蔡総統「台湾をラン苗の供給中心地に」

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(台南 3日 中央社)世界30カ国以上のランが集う「2017台湾国際蘭展」が3日、台南市内で開幕した。開幕式に出席した蔡英文総統は、台湾をランの品種開発と種苗供給の国際的な中心地に成長させられればと国際競争力の向上に意欲を示した。

蔡総統によれば、昨年のランの産出額は62億台湾元(約228億円)で、そのうち輸出額は55億7000万元(約205億円)と9割近くを占める。蔡総統は、品種こそが競争力だとし、台南を拠点に品種の流行を引っ張っていく必要があるとの考えを表明。同時に、東南アジア諸国連合(ASEAN)や中南米諸国などとの協力や交流を進め、新興市場を積極的に開拓していくべきだと述べた。

行政院(内閣)農業委員会は同展の会場となっている「台湾蘭花バイオテクノロジー園区」内に在来種や中心的品種の保存、管理、ランのPRなどを行う「蘭花品種商業サービスセンター」を設置する費用として、2017年度の予算案に5000万元(約1億8400万円)を計上している。

頼清徳台南市長によれば、今年は2万株を超えるランが展示され、品評部門では2000組以上、500品種を超えるランが美しさを競うという。

一般公開は4日から13日まで。

(楊思瑞/編集:名切千絵)