「パンダラブ」ではパンダの愛らしい姿が見られる

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そろそろ春の旅行シーズンに向けて、プランを練っている人たちも多いのでは!? そんな人に向けて、JR西日本ではアドベンチャーワールドなどが楽しめる、日帰りの超お得な旅プランを期間限定で発売している。そこで、鉄道ライター・伊原が、旅プランの魅力を探ってきたのでレポートしよう!

【写真を見る】283系車両を使った「くろしお1号」イルカのような先頭部がかわいい

今回利用したのは「駅長おすすめ旅プラン 特急くろしお号で行く和歌山アドベンチャーワールド」。アドベンチャーワールドの入園券と、現地までのJR・バス運賃などがセットになっている。大阪・京都・神戸市内からは大人1人10,000円。アドベンチャーワールドの入場料金が4,100円であることを考えると、かなりお得な料金設定だ。

この日は、新大阪駅を7時33分に出発する「くろしお1号」に乗車。イルカの顔をイメージした独特の先頭形状が、南紀白浜への旅の気分を盛り上げてくれる。

6両編成の中ほどにはミニラウンジもあり、窓を向いたベンチに座れば、床まで届く窓から太平洋の絶景を眺めることも可能。白浜までの約2時間30分は、思っていたよりもあっという間だ。

白浜からは、路線バスに乗り換えてアドベンチャーワールドへ。もちろんこのバス運賃も含まれている。

券売窓口で1日入園券に引き換えて、いよいよ入園。

まず向かったのは、アドベンチャーワールドきっての人気者、ジャイアントパンダがいる「パンダラブ」だ。芝生に座ってムシャムシャと笹を食べる愛らしい姿に、思わず笑みがこぼれる。また、「ブリーディングセンター」では昨年9月に生まれたばかりの赤ちゃん「結浜(ゆいひん)」が。母親と一緒にたわむれる様子を、他の観客も盛んに写真を撮っていた。

世界的にもその実績が認められた、ジャイアントパンダの繁殖技術を持つアドベンチャーワールドには、現在8頭が住んでいるほか、ここで生まれた8頭が中国へ送られ、パンダの保護に重要な役割を担っている。

「パンダラブ」を後にして、次は「サファリワールド」を見学するべく、「ケニア号」乗り場へ。

象やシマウマ、キリンといった草食動物から、トラ、ライオン、チーターなどの肉食動物まで、およそ30種類の動物を、SL列車に似た4両編成の専用車両の中から見学できる。めったに見られない野生の姿を目にすることができ、迫力満点の約25分間だ。

続いて向かったのは、ジャイアントパンダとならぶアドベンチャーワールドの人気者、イルカやクジラがショーを見せてくれる「ビッグオーシャン」。バンドウイルカやオキゴンドウなど10数頭が、天井からつり下げられたボールにダイビングタッチしたり、トレーナーを背中に乗せてサーフィンのように泳いだり。

トレーナーとともに繰り広げるショー「マリンライブ」は、まさに圧巻の一言で、瞬きするのももったいないくらいだ。

なお、「マリンライブ」は1日数回行なわれるので、入場後にまず時間を確認し、それに合わせて園内での予定を立てるのが良いだろう。この他にも、400羽以上のペンギンたちが見られる「海獣館・ペンギン王国」をはじめ見どころは満載。また、イルカと握手ができる「ドルフィンフィーディング」や、サファリゾーンの動物に大接近できる「ジープサファリ探検ツアー」(いずれも有料)など一部のアトラクションは定員制のため、事前にホームページなどでチェックしておこう。

園内にはレストランなどの休憩施設も充実。実は「駅長おすすめ旅プラン」には、園内の飲食施設で使える1,100円分のお食事券もついてくる。動物をあしらったかわいい「ペンギンプレート」(レギュラー1,500円)や「ライノミニカレー」(1,000円)もあるので、記念にいかが?

アドベンチャーワールドで目一杯楽しんだあとは、再び路線バスで「とれとれ市場南紀白浜」にもぜひ立ち寄ろう。地元の漁協が運営しているだけあって、館内の海産物はどれも鮮度抜群。寿司や刺身、浜焼きとしてその場で味わうも良し、持ち帰って自宅で食べるも良し。みかんや南高梅などの特産品、そしてお菓子類など、お土産類も充実の品ぞろえだ。

なお、インフォメーションで帰りのきっぷを提示すると、「駅長おすすめ旅プラン」利用者限定でお土産がもらえるので、お忘れなく。

白浜駅に戻ったら、特急「くろしお」号でラクラク帰路へ。グループ旅行やカップルのデートにも最適だ。このきっぷは、3月31日(金)までの期間限定。南紀白浜をまるごと楽しめるこのプランで、初春の和歌山へぜひお出かけしてみよう。【関西ウォーカー編集部/伊原 薫】