もうすぐ4月! 社会人デビューを控えるみなさん、正しい敬語を使えていますか? 日常でよく耳にするけれど、実は間違っている敬語、意外とたくさんあるのです! 社会人になる前に正しい敬語の使い方を確認しましょう!

敬語、正しく使えていますか?

社会人として欠かせないもの、それは敬語。敬語を正しく使えないと、相手の信用を失ってしまう場合もあります。でも、敬語は尊敬語・謙譲語・丁寧語とさまざまで、本当に複雑! 間違って使われているものもたくさんあります。
4月から新社会人になる皆さん! 間違いやすい敬語をチェックして、社会人デビューに備えましょう!

間違いやすい敬語をチェック!

ご苦労様です

「ご苦労様です」「お疲れ様です」似ているけれど、立場によって使いわけなければいけないのです。
「ご苦労様」は目上の人が目下の人を労う言葉。若手のみなさんは「お疲れ様です」を使いましょう。「ご苦労様です」なんて先輩に言ってしまったら、「敬語も使えない失礼な奴」というレッテルを貼られてしまうかも……。

了解しました

依頼や報告を受けて、思わず使ってしまう「了解しました」。じつはこれも、目上の人が使う言葉。目下の人は「承知しました」「かしこまりました」を使うのが一般的です。

〜させていただく

「〜させていただく」と言えば丁寧になると思っている人も多いのでは? 「させていただく」は相手の承認が必要な事柄を行う場合、その行為によって恩恵を受ける場合に使うのであって、多用はNG。了解を得る必要がない行為に対しても使う人が多くいます。ほかにも「発表いたします」で十分なところ、「発表させていただきます」と過剰に丁寧にしてしまう人も多いので、要注意!

〜ほう

「○○のほうでしょうか?」「こちらのほうにご案内します」などと、よく聞く表現ですが、実は間違った日本語です。

×)「○○のほうでしょうか?」→ ○)「○○でしょうか?」
×)「こちらのほうにご案内します」→ ○)「こちらにご案内します」
「〜のほう」は使わずに話しましよう!

〜になります

「ご注文の商品になります」「お手洗いはこちらになります」と、「〜になります」もよく聞く表現です。でも、よく考えてみましょう!「〜になる」というのは、物質がなにか違うものに変化することを表す言葉ですよね? その表現を「商品」や「お手洗い」に適用するのは間違いです。正しくは、以下の通り。

×)「ご注文の商品になります」→ ○)「ご注文の商品でございます」
×)「お手洗いはこちらになります」→ ○)「お手洗いはこちらでございます」

二重敬語

ひとつの言葉に対して敬語を二重に使う「二重敬語」。ビジネスシーンでは失礼にあたります。知らず知らずに使っていませんか?
たとえば「ご覧になられる」「おっしゃられる」などの表現。
「ご覧になる」「おっしゃる」は尊敬語です。それだけで敬語として成立しているところに、「〜られる」という尊敬語をさらに重ねてしまっているのです。
ほかにも「拝見させていただく」「伺わせていただく」。これらは謙譲語の二重敬語です。「拝見する」「伺う」という謙譲語に、さらに謙譲語の「いただく」を重ねています。

いかかでしたでしょうか。複雑な敬語ですが、使いこなすことができたら先輩や上司から一目置かれる存在になれるかも? 間違いやすい敬語に注意して、素敵な新社会人デビューを飾ってくださいね!