3月3日はモータウンを代表するコーラス・グループ、ザ・ミラクルズ創立メンバーのひとりであるボビー・ロジャースの命日。

 ロジャースは、同じ病院で同じ日に生まれたというスモーキー・ロビンソン、いとこクローデット・ロジャーズらとともに1955年にコーラス・グループ「マタドールズ」を結成。のちにザ・ミラクルズ(スモーキー・ロビンソン&ミラクルズ)に改名し、デトロイト発祥の名門レーベル“モータウン”の最初の契約アーティストとなり、アメリカの音楽史に残るヒットナンバーを輩出。レーベルの発展におおいに貢献した。70年代に入りスモーキー・ロビンソンがグループを離れた後も「ラブ・マシーン」(1976年)が全米ビルボードNo.1ヒットを記録するなど、当時のディスコ・シーンでも存在感を示した。

 また、ザ・ミラクルズはロック界への影響も大きく、1962年発表の「ユーヴ・リアリー・ゴッタ・ホールド・オン・ミー」(全米8位)は翌年ビートルズに、1966年のヒット曲「ゴーイング・トゥ・ア・ゴー・ゴー」(全米11位)はローリング・ストーンズにカバーされており、2012年にはロックの殿堂入りも果たしている。

 ボビー・ロジャースは2013年3月3日、長い療養の末にデトロイト郊外の自宅にて73歳でこの世を去っている。