2日、韓国・ソウル近郊の市内を流れる川が異様な緑色に変色する騒ぎがあった。

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2017年3月2日、韓国・ソウル近郊の市内を流れる川が異様な緑色に変色する騒ぎがあった。韓国・聯合ニュースなどが伝えた。

ソウルの東、車で1時間半ほどに位置する京畿道(キョンギド)南楊州(ナムヤンジュ)市の消防署などによると、2日午前9時ごろ、市内の陶深(トシム)川に緑色の水が流れているという通報が寄せられた。調査の結果、洗顔や頭皮管理に使用される機能性医薬品の流出が原因と判明、市内の瓦阜(ワブ)村にある業者の倉庫に粉末状で保管されていたものが排水路から流れ出たことが確認された。

現在、市関係者らが倉庫の入り口を遮断して吸着布と遮断幕を設置、化学物質の防除作業を行っている。消防関係者は「紙コップ3杯分の粉末状物質が流出したが、粉末そのものが高濃度ということもあり、陶深川に沿って3キロ先まで広がったものとみられる」と説明している。

市と警察はこの業者の代表に対し、流出の経緯や化学物質の人体への影響について聞き取りを行っている。

報道で緑色に染まった川の画像を目にした韓国のネットユーザーからは「合成写真かと思った」「紙コップ3杯分がここまでになるとは」とそのどぎつい色に驚くコメントや、「見た目からして生態系に悪影響を与えると思う」「生態系が元通りになるには長い時間がかかりそう」と生態系への影響を心配するコメント、「流出させた会社の責任者を厳しく処罰すべき」「紙コップ3杯なんてうそ。飲酒運転で引っかかった人が焼酎1杯しか飲んでないと言うのと同じ」と流出させた業者を非難するコメントなどが寄せられている。

一方で、「はあ、国がこんな状態だけに水の色が鮮やかだね」「金に溺れた朴槿恵(パク・クネ大統領)みたい」と皮肉なコメントを残すネットユーザーもいた。(翻訳・編集/松村)