2日、人工知能に関する技術の発達が加速する中、日本の人工知能学会が初めて倫理方針をまとめたことが韓国でも注目を集めている。資料写真。

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2017年3月2日、人工知能(AI)に関する技術の発達が加速する中、日本の人工知能学会が初めて倫理方針をまとめたことが韓国でも注目を集めている。

韓国・聯合ニュースは1日、日本の大学や企業の研究者で作る人工知能学会が2月28日に学会の倫理委員会が準備してきた倫理指針を承認したと伝えた。倫理指針の特徴は研究者が備えるべき倫理性をAIも遵守しなければならないと強調したこと。指針の第9条には「AIが社会の構成員またはそれに準じるものとなるためには、学会の会員と同等に倫理指針を遵守できなければならない」と明記された。

AI技術の発達は加速しており、すでに企業の経営や医師の治療行為などを補助するAIが登場。今後はAIを作るAIも登場するとの予測も出ている。このような時代が到来する時期については十数年後または半世紀以上先などとさまざまな予測が飛び交っているが、欧米では関連技術の後追いで社会が混乱に陥らないよう、法律上の責任主体としての“人格”をAIにも付与すべきとの意見が出ており、倫理委員会はこれを参考にしたという。

学会の会員を対象にした指針の第1〜8条には、開発と利用の際の安全確保、利用者への情報提供や注意喚起、差別の禁止、プライバシーの尊重、悪用防止などの内容が含まれた。

この報道に、韓国のネットユーザーからは「楽しみだ」「他のことは分からないが、裁判官は人間よりAIに任せた方がいい。感情的に判断したり、逆恨みを恐れてあり得ない判決を下すことはないだろうから」「韓国は政治家もAIが務めた方が良さそう」など、AI技術の発達に期待する声が寄せられている。その他、「やっぱり日本は先進国。世界トップレベルの基礎科学研究を誇る国だ」「政治以外で韓国は日本を超えられない」「日本はますます発展していくのに韓国はこの有り様…」などと日本を称賛する声や、「少し怖くなった。最小限の人間だけを必要とする世界になったら、貧しい人から排除されるのだろう」「もし人間の感情を持つようになったら、赤ちゃんロボットのようなものも登場するだろう。人間が手を出してはならない分野なのでは?」などと不安を示す声もみられた。(翻訳・編集/堂本)