中国メディア・今日頭条は1日、実際に国外旅行をして見聞きした、中国人観光客のモラルに欠ける行為を多数列挙して紹介する記事を掲載した。紹介された行為は、全部で18に及ぶ。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国メディア・今日頭条は1日、実際に国外旅行をして見聞きした、中国人観光客のモラルに欠ける行為を多数列挙して紹介する記事を掲載した。紹介された行為は、全部で18に及ぶ。

 記事の作者は休暇を利用して上海から済州島、北九州、天津を巡る国際クルージングを楽しんだという。その際に見聞きしたことが非常に印象深かったとして、気になった点を紹介している。

 最初の10個は、「レストランで静かに食べるのが苦痛」、「好きなものではなく、食べたことのないものを選ぶ」、「何をするにも我先にと急ぎ、大騒ぎする」、「周囲のことを考えず、大声で話す」、「バイキング料理では一度に大量に取り、残しても何とも思わない」、「スーパーだろうが酒場だろうが、まるで自分の家の如く寝る」、「写真を撮るのに何にでも登りたがる」、「買い物は好きな物、必要な物でなく、安い物を買う」、「公共の場で子どもが騒いでも知らんぷり」、「スリッパや寝間着でレストランに来る」といった内容だ。

 記事が示したモラルに欠ける行動からは、家と公共の場との区別がついていないことが伺える。「まるで自宅にいるような快適さ」であったとしても、自宅の中と同じ行動をしてはいけない。

 残りの8つは、「観光客に明らかな不適切行為があっても、ガイドはクレームを恐れて注意しない」、「約束の時間に遅刻すると、理由を並べて正当化しようとする」、「観光バスで、ガイドや添乗員用の先頭座席に座ろうとする」、「外国にやってきたことをアピールするために、SNS上に写真を載せまくる」、「自国民の前では偉そうだが、外国人の前では卑下する」、「みんな自信たっぷりで、偉そうに振る舞う」、「食べ終わったテーブルの上が滅茶苦茶になっている」、「無料と聞くと何でもかんでも手に入れようとする」である。

 記事は最後に「自信を持つには自立、自律が欠かせない。そうしてこそ外国人からリスペクトされるのである」とし、マナーの向上を呼びかけている。

 「もらえるものは何でももらう」、「安くなっているものは何でも買う」という行動は、消費意識の未熟さを示すものと言えるかもしれない。クルージング旅行ができる経済力を持ちながら、タダのもの、安い物に何でも飛びつくのというのは奇妙に思えるが、それが中国社会の現状なのだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)