新境地を開拓 (C)2017 映画「3月のライオン」製作委員会

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 羽海野チカ氏の人気漫画を神木隆之介主演で映画化した「3月のライオン」の新たな場面写真が公開された。神木の横でランジェリーをまとい、憂いを帯びた表情を浮かべる有村架純の姿が収められている。

 幼いころに家族を亡くし、プロ棋士・幸田柾近(豊川悦司)に引き取られ、中学生でプロ棋士としてデビューを果たした桐山零が、生きる術として将棋を打ち続けるなかで、東京の下町に住む川本3姉妹(倉科カナ、清原果耶、新津ちせ)、ライバル棋士たちと出会い、次第に成長していく姿を描いた。有村はプロ棋士を目指していたが、零が現れたことにより夢を諦めさせられた幸田家の長女・香子を演じている。

 有村は、今作で人に罵倒を浴びせたり、泣き叫んだりするなど、気性が激しくプライドが高い女性に扮し、新境地を開拓。メガホンをとった大友啓史監督は、有村の演技を「香子の大切な感情をちゃんと捕まえてくれました。基本は親の愛情が違う方向へ向いていくのを横目で見ていた子どもの“寂しさ”ですね。零とは血の繋がっていない姉弟だから、危うい関係性がにじみ出ることを期待したのですが、その点もとてもバランスが良かった」と大絶賛している。

 また大友監督は、柾近の弟子であるプロ棋士の後藤正宗(伊藤英明)を好きになり、微妙な関係を続けている香子について、「後藤の表面的な強さとは裏腹の弱さを許容している部分も描きたかったので、原作のイメージよりもう少し大人の女性に作り上げました」と明かす。このほど公開された画像もそんな大人の色気が伝わる1枚となっており、有村の新たな一面に期待が高まる。

 「3月のライオン 前編」は3月18日、「3月のライオン 後編」は4月22日に全国で公開。