佐藤浩市の息子・寛一郎が俳優デビュー!

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 日本映画界を代表する俳優・佐藤浩市の息子、寛一郎が「ナミヤ雑貨店の奇蹟」(廣木隆一監督)で俳優デビューを果たしていることが明らかになった。現在20歳の寛一郎は、「親のことを言われるのは正直嬉しくはないですが、注目していただけることはありがたいことでもあるので、それをプラスに変えて今後の俳優人生を進んでいこうと思っています。将来は、『いい俳優』と言われるような俳優になりたいです」と決意を語っている。

 銀幕デビューとなる寛一郎が演じるのは、「Hey! Say! JUMP」の山田涼介扮する主人公・敦也の幼なじみ3人組のひとりである幸平。今作のプロデューサーを務める二宮直彦氏は、キャスティング担当から「俳優経験もほぼないのだけど、ぜひ会ってほしい」といわれて面会に応じたという。

 「幸平役には作りものではないイノセントな雰囲気を求めていて、彼の佇まいと目がとても印象的で好感を持ちました。後日、彼の出自を聞いて驚きましたが、西田敏行さんとの共演という事からも運命的なものを感じて廣木監督にも会っていただきました。監督は面談後、即決で『幸平は彼で』と決断が非常に早かったです。監督も彼から幸平像を見たのだと思います」。

 また、廣木監督の演出手法にも触れ、「現場で寛一郎くんに多くを語らず、彼自身に考えさせて引き出すように演出されていました。すさんだ環境の中にある3人組の中で、良心のよりどころとしての幸平を見事に体現して、物語にアクセントを作っていました」と明言。さらに、「今の寛一郎くんだからこそ放つキラメキみたいなものが、幸平に反映されていると思います」と太鼓判を押した。

 全世界での累計発行部数が500万部を突破する同名原作は、「東野圭吾作品史上最も泣ける感動作」として高い支持を得ており、中国での映画化も決まっている。映画の舞台は、2012年と1980年。世をすねて現実に背を向けていた若者と、雑貨店を営み町の人の悩み相談を請け負う好々爺--。異なる時代で、決して交わるはずのない2人が手紙でつながる一夜の物語を描く。主演の山田、西田のほか、尾野真千子、村上虹郎、林遣都、成海璃子、門脇麦、萩原聖人ら実力派俳優陣が出演している。

 寛一郎は、撮影時を「同世代の俳優3人でずっと一緒だったのと、スタッフの皆さんがとても真摯に作品づくりに向き合っているのが伝わってきて、とても楽しい現場でした」と述懐。そして、「17か18歳の時に俳優を目指そうと決意し、その後、そのことを父親に伝えた時は『そうか』と一言でしたが、色々な意味が含まれた言葉で、今も鮮明に心に残っています」と親子の会話について明かした。

 「ナミヤ雑貨店の奇蹟」は、9月23日から全国で公開。