仏パリで記者会見を開いた大統領選の中道・右派候補、フランソワ・フィヨン元首相(2017年3月1日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】4〜5月に行われるフランス大統領選の中道・右派候補である野党・共和党のフランソワ・フィヨン(Francois Fillon)元首相(62)は1日、記者会見を開き、家族の不正給与疑惑をめぐって自身が近く訴追される見通しになったと明らかにした。一方で、選挙戦からは撤退しないと改めて強調した。

 フィヨン氏は昨年11月に中道・右派陣営の指名を獲得。今年初め時点では次期大統領の最有力候補と目されていた。

 だが、英国生まれのペネロプ(Penelope Fillon)夫人と子ども2人を議員秘書として雇い、勤務実態がないのに給与数十万ユーロを公金から支払っていたとの疑惑が浮上。過去1か月余り、窮地に立たされている。

 フィヨン氏は、今月15日に発表されるとみられる訴追について「もっぱら大統領選への私の出馬を取り下げさせることを狙ったものだ」と強く反発した。

 関係筋はAFPの取材に、ペネロプ夫人も召喚されて訴追されるとの見通しを示した。
【翻訳編集】AFPBB News